先日、上に添付したSANADAについてのニュースを見つけたので、
今回の記事ではそちらについて書いていきたいと思う。
このニュースの中でSANADAは2冠統一のことなどを含め、
今の自分の想いを語っている。
その中から私が個人的に気になったところについて
ピックアップしていこうと思う。
それではまずは以下の文をご覧いただければと思う。
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SANADAはいま断捨離にハマっているという。生活スタイルが変化したなかで、物質的にも、生きていく上でも「いらないモノ」が多くあることに気づいた。さまざまなものをそぎ落としていくシンプルな思考は、プロレスにおいても同様。クラシカルなファイトスタイルはもちろん、あまり多くを語らずに闘いを構築していくことも――いまどきではないかもしれないが――信念に基づいたものと言える。
(引用:BBMスポーツ)
この部分はまさにSANADAの考え方がすべて詰まっていると言えるだろう。
さまざまなモノをそぎ落としていくシンプルな思考。
これは今のSANADAを構築する基本となるものであるかと思う。
リング上でのクラシカルと呼ばれるファイトスタイルはもちろん、
リング外で余計なことを語らぬ寡黙な部分など、
良い悪いは別としてSANADAの個性として認められている。
そう考えればSANADAはまさにシンプリストそのものといえそうだ。
そしてそんなSANADAであるが、先日公式サイトでもインタビューがアップされた。
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詳細は一部無料でも公開されているので、公式サイトをご覧いただければと思うが、
ここでも同様に今の考えに至った経緯などを語っている。
それに加え間もなく行われる2冠戦についても触れているが、
シンプリスト・SANADAは2冠自体には全く興味がないようだ。
全く興味がない、、それはそれで凄いことだが、
ただ自身が輝ける場所がIWGPであるのでそれを求めているようである。
また今回の飯伏幸太への挑戦を、
【最近できたばかりの刺激のある新しい建物に行く】
というように表現している。
これはこれまでSANADAが挑戦してきたオカダとの比較論であろうが、
言いたいことはよく伝わる表現であると感じた。
つまりSANADAからすると飯伏幸太というレスラーは、
何をするかわからない未知数の部分があるということだろう。
それは試合そのものもそうだが、この前哨戦中の飯伏幸太の行動にも伺える。
最初のうちはコメントを通じSANADAとのやりとりがあったのだが、
あまりそれに乗ってこないSANADAに業を煮やしたのか、
2冠王者は謎の行動をとり始めた。
それはIWGPジュニアヘビーを賭けて戦う二人のコメントの場に
乱入しSANADAに呼びかけるという行動である。
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ヒロムの顔を見ればわかるように明らかに困惑している。
この行動の真意を理解しているのはおそらく飯伏幸太自身だけだろう。
もしかすると飯伏幸太自身も理解していない可能性もある。
このあたりも強引に考えれば、
SANADAがいう刺激のある新しい建物という部分かもしれないが。。
また飯伏幸太は今回のインタビューの、『あなたは本当に神ですか?』
というSANADAの問いかけに、ツイッターでこのような返事をしている。
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はい、神ですね!
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2021年2月4日
挑戦者でしょ?全て相手に頼らない方がいい。
ベルトを取る取らないの話だから聞いてますが今プロレス業界色んな事が起きてます。
これは飯伏幸太からSANADAの質問に対する返答であるが、
それとともにダメ出しともとれる内容でもあるだろう。
飯伏幸太が言いたいことを私なりに考えると、
あなたは挑戦者なんだから、僕に頼らず少しはタイトルマッチへの
期待感を上げることを考えて動きなさい。ということかと思う。
それを受けて、シンプリストSANADAはどのような答えを返すのか?
これまでと同様のスタンスを崩さないのか、
もしくはまさかの4人による話し合いが実現するのか、
決戦の時まで1週間を切ったこの時期SANADAがどう動くのか、
実に興味深いところである。
新日本プロレスとAEWに関する話題が盛り上がる中、
2冠戦を戦う二人はそれに負けない話題を提供する必要があるだろう。
本番まで残りわずかではあるが、何かを見せてくれることを期待したいと思う。