ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】2016 4.10両国 IWGPヘビー級選手権 オカダカズチカvs内藤哲也

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(出典:新日本プロレス公式)

 

www.youtube.com

(新日本プロレス公式YouTube)

 

 

只今新日本プロレスワールドで無料でアップされている

2016年に行われたオカダカズチカ対内藤哲也のIWGPヘビー級選手権。

 

(ワールドへのリンクはコチラ)

https://njpwworld.com/?trflg=1

 

 

これまでにも何度も見た試合であるが、今回を機に今一度じっくりと見てみた。

NJC決勝戦、そして2冠戦も控える中、この試合を見てみると、

やはりこれまでとは違う印象をもった。

 

 

よって当記事ではこのオカダ対内藤哲也の両国での

タイトルマッチについて書いていきたいと思う。

 

 

この試合は今年のNJCにつながる何かがあるのでは

と個人的には思っている次第である。

 

 

内藤哲也が当時挑戦権を獲得したのは、直前のNJCを優勝したからだが、

その優勝までの過程はまさにやりたい放題、制御不能を地でいく戦法で

強奪したという印象であった。

 

 

このNJC時点でのファンの反応はまだ賛否両論あったと思うが、

今回の試合で両国に内藤哲也が姿を現した時点では、

既に大歓声で迎えられるという空気感が出来上がっていた。

 

 

これは対戦が決まってから、当日を迎えるまでの1か月間で、

内藤哲也が作り上げたと言えるだろう。

 

 

試合内容も急所攻撃や乱入などもあり、タイトルマッチとして、、

しかも新日本の至宝ともいえるIWGPヘビーの選手権としては

褒められたものではないだろう。

 

 

しかし内藤哲也が結果的にオカダカズチカを下した時の

会場の歓声はすごいものがあった。

 

 

つまり行っていることが非の要素が強いモノであっても、

ファンから認められればそれは是に変わるということだ。

 

 

あの時会場は完全に内藤哲也のモノとなり、

真の意味でファンに認められた瞬間と言えるだろう。

制御不能なカリスマが誕生した歴史的な日ということだ。

 

 

この流れの中ではもちろん対戦相手がオカダカズチカで

あったということも重要なパーツであった。

 

 

絶対王者ともいえる後輩の存在、そしてそれバックアップする会社オーナー。

そのアンチテーゼとして内藤哲也は頭角を現してきた。

 

 

つまり大多数のファンが感情移入しやすいシュチュエーション

が出来上がっていたともいえるわけだ。

 

 

プロレスは時代を写す鏡と言われるが、

エースとそれをサポートするオーナーというのは、

ヒールサイドとすれば最高のごちそうと言えるだろう。

 

 

私も含め多くのファンが持っているであろう願望。

それは絶対的ヒーローを倒す、新たなダークヒーローの誕生である。

それにファンが共感したことがこの日の会場の空気を作った要因だろう。

 

 

 

では話を2020年7月、つまり今に戻してみたいと思う。

その内藤哲也と同じような立場に置かれているのは、

本日オカダカズチカと対戦するEVILである。

 

 

当時の内藤哲也とは少し状況は違うが、

本日対戦するオカダカズチカを倒せば、

大きく自身の立場が変わることは同じであるかと思う。t

 

 

上述した内容と重複するが、普通の定義で否である行為であっても、

ファンがそれを受け入れれば、それは是に変わるわけである。

 

 

これはプロレスというジャンルでしか成り立たないものだろう。

それがプロレスの面白さ、奥深さとも言えるわけだが。

 

 

つまり今回のここまでのEVILの行動も、

その原則が当てはまる可能性があるということだ。

 

 

ファンを味方につけることが出来るのか。

一言でいうとEVILがやるべきことはこれに尽きる。

 

 

師匠ともいえる内藤哲也が達成したことを、

もし今回EVILがそれを成しえれば、一気に視界が広がるはずである。

 

 

そうなれば翌日の内藤哲也との2冠戦はより注目されることとなる。

その先のことは誰にもわからないが、もしファンの心を掴むことが出来ていれば、

EVILの決断をファンは後押しするはずだ。

 

 

これは何度も書いていることだが、私の願望はロスインゴに残り、

ユニットの発展とともに玉座を狙ってほしいという思いである。

 

 

https://twitter.com/hiijyaa


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