4.27広島大会で激闘の末、金丸義信を下し
IWGPジュニア王座の防衛に成功した高橋ヒロム。
その勢いをもってヒロムは5.3福岡大会で
SANADAの持つIWGP世界ヘビー級王座に挑戦する。
もしヒロムがこの前人未到の偉業を達成すればもちろん史上初のことであるが、
これが初防衛戦となるSANADAとしてはジュニア王者とはいえ、
ここで負けるわけにはいかないだろう。
そう考えると負けられないプレッシャーとすれば、
SANADAの方が圧倒的に強いのかもしれない、
そんなSANADAの思いは東京スポーツのインタビューで語られているので
ご覧いただければと思う。
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このインタビュー内でSANADAはヒロムが持つ夢に対しこのように語っている。
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個人の夢は尊重しますけど、ジュニアとヘビーの2冠ってあんまりピンと来ないんですよね。ロマンを感じないというか。それが本当にすごいことなら、ヘビー級の方からアプローチがあってもいいわけじゃないですか。それがないのが現状で
言葉にすればするほど、悪い意味で壁が生まれてる気がします。いつもは『ジュニア最高』と言っていて、でもこういうタイトル戦になると『ヘビー級に勝つのが夢』と言って、コンプレックスのようなものを出してくるわけですよね。それって都合がよすぎるというか
これによればSANADAは普段はジュニア最高と言いながら、
タイトルマッチの時にはヘビー級に勝つのが夢というのは
矛盾が生じているのでないかというところであろう。
これはSANADAなりの挑発かと思うが、ヒロムとしては良い気分はしないだろう。
そんなSANADAの挑発を受けているヒロムであるが、
IWGP世界ヘビー級王者となったあかつきにはもう一つの夢も叶えたいところだろう。
そうそれは対戦が流れたままになっている内藤哲也との師弟対決である。
これに関しては以前の記事で触れたので、そちらをご覧いただければと思うが、
ヒロムはそろそろ対決をする時期でなはいかと公言している。
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もし本当にヒロムがIWGP世界ヘビー級を獲得することになれば、
おそらく初防衛戦として内藤哲也戦が組まれることになるだろう。
そしてその対決の場は6月の大阪城ホール大会のドミニオンであるはずだ。
まさにシチュエーションとしては最高ともいえるが、
はたしてついにこの夢の対決は実現するのだろうか。
そして内藤哲也と言えば、SANADAがもし王座を防衛した場合でも
次の挑戦者として名乗りを上げるのではと噂されている。
たしかに内藤哲也はNJCの直接対決で敗れ、
またその直後LIJ離脱という因縁もある。
その因縁を上半期の総決算であるドミニオンで清算するという展開も、
これまたプロレスファンとしてはたまらない展開である。
はたして5.3福岡大会で行われるIWGP世界ヘビー級選手権は、
どちらが勝利し、次の挑戦者には誰が名乗りを上げるのか?
期待しその時を待ちたいと思う。