ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】IWGPダブルタイトルマッチは神の防衛か それともシンプリストの初戴冠か 

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(出典:新日本プロレス公式)

 


本日2.11広島大会で行われるIWGP2冠王座をかけたタイトルマッチ。

自らを神と名乗り、AEWとの対抗戦をぶち上げた飯伏幸太と

自らをシンプリストと名乗り、タイトルだけを求めるSANADAとの

ある意味両極端なスタンスの二人による戦いである。

 

 

昨年のG1優勝決定戦の再戦でもあるこの天才同士の戦いは、

試合内容に関しては今回も名勝負となることは間違いないかと思うが、

その戦いまでの盛り上がりは他のタイトルマッチに比べ今一つであるかと思う。

 

 

ここまでの前哨戦を見ている限りは、飯伏は何とか話題を作ろうと

動いている印象であるが、SANADAはこれまでのスタンスを崩してはいない。

それがファンからすると噛み合っていないものに見え乗り切れないというところかと思う。

 

 

だが本番の試合で他のタイトルマッチを超える戦いを見せることが出来れば

またその評価は変わるはずである。逆に言うともしそうでない戦いとなってしまうと

2冠自体の価値が問われることになるだろう。

 

 

飯伏にとってはドーム大会後初めてのタイトルマッチとなるが、

ある意味追い込まれている立場であると言えるかもしれない。

 

 

また今シリーズが終われば、すぐに次期シリーズCASTLE ATTACKが開幕する。

そしてそのシリーズのビッグマッチは大阪城ホール2連戦だ。

もちろんそこでも2冠王座のタイトルマッチが組まれることになるだろう。

 

 

では次のビッグマッチでの2冠王座はどのような展開が予想されるだろうか?

もちろんそれは今回のタイトルマッチの結果に左右されるかと思うが、

ここからは今後の2冠王座戦線の展開を私なりに考えてみようと思う。

 

 

まず思い浮かぶのは現在EVILと抗争中のオカダカズチカだが、

新日本プロレスがオカダの提案するEVILとのシングルマッチを

頑なに組まないことを考えると、次期シリーズでの挑戦の可能性は低いだろう。

 

 

その中で考えられるのは大阪城ホール2連戦での、

EVILとのシングルマッチからのタイトル挑戦という流れだが、

それは展開が性急過ぎるかと思うので実現は厳しそうである。

 

 

オカダがもしIWGPに挑戦するのなら、NJCを制覇してからの春の両国あたりだろうか。

どちらにせよレインメーカーがいつタイトル奪還に本腰を入れるのか?というところは

今後の展開に大きな影響を与えることは間違いないだろう。

 

 

では次の候補としては誰が浮かぶだろうか?

それはやはり電撃的に復帰を果たしたジェイ・ホワイトだろうか。

 

 

もし今回のタイトルマッチで飯伏幸太が防衛を果たせば、

今回の騒動の発端となった、あのWK15での敗北を取り返すチャンスが生まれる。

 

 

機を見るに敏なあの男がこのチャンスを逃すとは思えないが、

ジェイの視点が現在2冠戦に向いていない可能性は考えられる。

 

 

ではジェイの視点は今何を見据えているか?

それはやはりAEWとのBCをめぐる抗争であろう。

 

 

このBCをめぐる抗争の主戦場がアメリカの可能性が高いことを考えると、

もしこの戦いが始めれば日本国内での展開からは一旦距離を置くことになるだろう。

はたしてジェイ・ホワイトはどちらに目を向けるのだろうか。

 

 

ではもし次のチャレンジャーがオカダやジェイでないとすると、

自然にこの男が浮上することとなる。

そう、前2冠王者の内藤哲也だ。

 

 

内藤哲也が語る次のテーマがもし2冠奪取というものであれば、

実績や王者との関係性を考えても最も適していると言えそうだ。

 

 

今回のタイトルマッチで飯伏幸太が勝てば、WK15でのリベンジマッチとなるし、

もしSANADAが勝利しても、LIJ同士での初のタイトルマッチとなる。

話題性という部分を見ても、大きな盛り上がりが期待できそうだ。

 

 

2冠王座という概念を創った男が再びその価値を高めるため奪還に乗り出し、

再び新日本の中心に返り咲くのか。

タイトル保持していない時の内藤哲也こそ、目を離してはいけないということだ。

 

 

またその他の候補としては、初のNEVER王者となった棚橋弘至や

帝国復権を目指すウィル・オスプレイなどが挙げられるかと思う。

 

 

ここまでを見てもわかるように挑戦者候補が枚挙にいとわないのが

新日本プロレスたるゆえんである。

 

 

ゆえに本日タイトルマッチを戦う二人は、次に挑戦を狙うレスラーたちに

そのベルトが欲しいと思わせる戦いを見せる必要があるだろう。

 

 

そんな今後の展開を大きく左右する2冠戦が行われる広島大会は

本日15時スタートだ。

 

 

 


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