ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】WRESTLE GRAND SLUMはどのような大会になるのかを考えてみる

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(出典:新日本プロレス公式)

 

www.hi-jyapw.com

 

 

先日新日本プロレスより発表された、5月に行われる2大スタジアムマッチ

『WRESTLE GRAND SLUM』。

 

 

その会場は昨年の神宮球場に続く野外球場である横浜スタジアム。

そして年始以外の開催は久々となる東京ドームである。

 

 

会場を見てもわかる通り、同じ首都圏、そして2週間という短いスパンで

スタジアムマッチを行うわけだが、動員を考えると相当カードを充実させないと

苦戦は免れないところだろう。

 

 

まして今はコロナ禍でもあり、普段の動員においても絶好調とは言えない状態である。

そんな中新日本プロレスはこの2大スタジアムマッチに向けどのような手を打ってくるのか?

今回の記事ではそのあたりについて書いていきたいと思う。

 

 

まずこの両日の大会のメインを締めるのは、まず間違いなく先日統一が発表された

IWGP世界ヘビー級王座のタイトルマッチとなるだろう。

 

 

この二つの大会を一つのストーリーと考えれば、連戦でのタイトルマッチは必須であるはずだ。

そこに至るまでのスケジュールを見てみると、タイトルマッチが行われるのは

春の両国大会(決定済)、そしてどんたくシリーズの最終戦あたりだろうか。

 

 

つまり初代王者である飯伏幸太からチャンピオンが変わっていることもあるということだ。

まずそのチャンスを掴むのは現在実施中のNJC優勝者であるが、

そのNJCで誰が優勝すればこの先の展開が広がりそうか考えてみたいと思う。

 

 

その筆頭はやはりジェイ・ホワイトであろうか。

両国で飯伏にリベンジをはたし、彼が王者に君臨すれば新たな展開が大きく広がりそうに思える。

 

 

その考えられる展開としてはまずAEWで復活している旧BC勢との戦いである。

もしケニー・オメガを筆頭とした彼らとの対戦がこのスタジアムマッチで実現すれば、

それはまさにドーム級のカードと呼ぶにふさわしいだろう。

 

 

そして新日本内に目を向けても、G1などでの対戦は別として

タイトルマッチでは実現していないカードが多くあるように思える。

 

 

例を挙げると内藤哲也とのタイトルマッチは2020年の1.4でのIC戦が最後であるし、

オカダとのタイトルマッチはさらにさかのぼり2019年のMSG以来となる。

彼ら二人との対戦ならこれもスタジアムマッチのメインにふさわしいはずだ。

 

 

また別の選手に目を向けるとすれば、それはウィル・オスプレイとなるだろか。

同世代でもある彼らのタイトルマッチがもし実現すれば、

それはまさに新時代のトップ外国人同士による新鮮味あふれるカードとなる。

 

 

このように考えるとこのスタジアムマッチを牽引するにふさわしいのは、

現王者の飯伏ではなくジェイなのかもしれない。

 

 

ではもう一つの目玉となりそうな海外団体との展開を考えると、

そのキーとなるのはUS王座ということになるだろう。

 

 

現在はご存じの通りジョン・モクスリーが保持しているが、

このタイトルはルールに多様性が効くので対戦相手の幅も広がるだろう。

 

 

実現するかどうかはわからないがAEW勢との戦いを輸入してもいいし、

新日本内にも挑戦者にふさわしいレスラーは数多くいるだろう。

 

 

おそらくオカダはこの王座には向かわないと思うが、

新日本の砦として内藤哲也や棚橋弘至が挑むのも面白いのではないだろうか。

 

 

ノーDQマッチなどの特殊ルールでもしタイトルマッチが実現すれば、

久々に内藤哲也の制御不能なファイトが見れるかもしれないし、

棚橋弘至であれば、キラーで黒いエースが見れるかもしれない。

これらの対戦もまさにドーム級のプレミア感があるカードかと思う。

 

 

ここまでは今回のスタジアムマッチ開催にあたり、

考えられる主要な展開を書いてみたが、これ以外にも多くのサプライズが用意されるだろう。

 

 

また今回のこのスタジアムマッチ2連戦というチャレンジは

コロナ禍で下降フェーズとも言える新日本が巻き返すための大きな分岐点となるだろう。

 

 

開催まで約2か月後とまだ時間はあるが、新日本プロレスどんな興行を見せてくれるのか、

期待が膨らむばかりである。

 

 

 


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