今、新日本プロレスでその存在が最も注目されているといっていい辻陽太。
衝撃的な凱旋帰国からタイトルマッチ前日のLIJ加入、
そしてタイトルマッチでのファイトを通じ一気にファンの心を掴んだ。
またシリーズ後もツイッターでの木谷オーナーや大張社長とのやりとりや
NOAHの会場に出向き同じブロックの清宮海斗を挑発するなど、
その活躍はリング内にとどまらない。
そんな辻陽太であるが、先日公式サイトにḠ1クライマックスについて言及した
インタビューがアップされた。
これまでAブロックの選手を中心に多くの選手のインタビューがアップされたが、
他の選手は基本的に全編無料公開に対し、今回の辻陽太は序盤のみの
無料公開となっている。
これだけを見てもやはり辻陽太は破格の存在であると言えそうだ。
そしてそのインタビューの内容であるが、公開部分は海外遠征時の話や
LIJ加入の理由なども語っている。
そのあたりを抽出するとまず辻陽太はLIJ加入の理由の一つをこう語っている。
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では海外修行で得た一番大切なものとは?
辻 “自分のやりたいことをする”ってことですね。リングっていうのは自分を表現する場所であって、「自分のやりたいプロレスをするべきだ」ってことを海外修行を経て感じましたし、逆に言えば「自分を表現する場所なのになんで制限されなきゃいけないの?」と。それがL・I・Jに入った理由の一つでもあるんですけどね。
(引用:新日本プロレス公式)
要約すると自分がやりたいことをするためにLIJに加入したというわけだが、
LIJはそのユニット名の通り、制御不能、自由であることがポリシーとも言える。
そう考えると現在の辻陽太にぴったりな環境とも言えるが、
彼は続いてLIJのメンバーについてこうも語っている。
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あらためて辻選手にとって内藤選手はどんな存在ですか?
辻 ヤングライオンの時は憧れであり、目指している先輩の一人だったことは間違いないですけど、いま俺がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの一員として思うことは、“同じラインに立っている選手”ってことですね。
――あくまで横一列だと。
辻 憧れてるわけでもないし、もちろん内藤さんの子分でもないし、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの一員として同じ立場の人間だと思ってます。とはいえ、「L・I・Jに入るってことは内藤の子分になる」って考える人もいると思うんですけど、それは俺も十分わかってるんですよ。
――世間的な見方はありますけど、L・I・Jがご自身のスタイルに合っているわけですね。
辻 ええ。自分を一番表現できる、自由にプロレスをできるのはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンだと思ってます。実際、内藤さんも「(L・I・Jは)個々の集まりであり、自分の自由にやっていい」と明言しているので、もちろん内藤さんを倒す気でいるし、鷹木(信悟)さんも倒す気でいるので、そこは勘違いしないでほしいですね
(引用:新日本プロレス公式)
世間的な見方はさておき、辻自身はリーダーの内藤哲也や鷹木信悟と
同列であると語っている。
これはユニットに上下を作らず、切磋琢磨することが理想であるという
内藤哲也のポリシーとも合致しており、メンバーとしても頼もしい存在だろう。
これは公開部分では出ていないところだが、辻陽太は自身が決勝戦に進出した場合の
理想の相手に内藤哲也を指名している。
もしこのいきなりの同門対決の優勝決定戦が実現すれば、
ファンにとってはかなり胸が熱い光景となるがはたしてこの対決は実現するだろうか。
さてインタビューではここからAブロックの対戦相手について言及しているが、
スマホサイト会員限定となっているので、皆様もそちらでご確認言っただければと思う。
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かなり辛辣に他の選手たちを語っているので必見とも言える内容だ。
特にひと悶着あった清宮海斗には特に厳しく語っているのでぜひ見てほしいと思う。
そんな大注目の存在である辻陽太だが、初出場となるḠ1クライマックス33で
再びあの凱旋帰国に負けるとも劣らぬ衝撃を見せることができるだろうか。
まずは初戦が因縁の相手と言える清宮海斗だけにそれが大きな鍵を握りそうだが、
はたしてどんな結果が待っているだろうか。
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