6.4大阪城ホール大会の凱旋帰国試合となるIWGP世界ヘビー級選手権で
特大のインパクトを残した辻陽太。
その辻陽太はその前日の調印式でLIJ入りをはたしたわけだが、
そちらも私を含めた現地観戦のファンを筆頭に大きな衝撃を与えた。
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そんな中LIJのリーダーである内藤哲也が新メンバーの辻陽太の歓迎会を
ファミレスで行ったが、当記事ではその中で二人が語った内容を振り返っていきたいと思う。
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まず辻陽太は今回のLIJ入りの経緯をこのように語っている。
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ヤングライオンの時からメキシコに行きたい思いが強くて、LIJに対する憧れもあった。自由な雰囲気が魅力的に見えたんです。日本に帰ってどこでやっていくのかとなった時に、選択肢はLIJしかないなと思ってました
これを見る限り辻はヤングライオン時代からメキシコとLIJに対し
憧れを持っており、今回その思いが実現したようだ。
そしてそれを聞いた内藤哲也はこのように答えている。
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何年か前の(内藤に密着したNHKのドキュメンタリー番組)『プロフェッショナル 仕事の流儀』でも俺が陽太の試合を見ている映像もありますし、同じ浜口ジム出身ですしね。当時から気になる若手選手でしたよ
この答えを見ると内藤哲也も同じ浜口ジム出身ということもあり、
以前から辻のことを気にかけていたようであり、相思相愛という関係といえそうだ。
そして内藤哲也6.4大阪城ホール大会での辻陽太の戦いをこう語っている。
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結果は負けましたけど、俺の知っていた辻陽太とは大きく変わった姿で。何なら辻陽太が王者なんじゃないかってくらいの堂々とした姿は、頼もしかったですね。他のメンバーにとっても、ものすごくいい刺激になったと思います
この見方は内藤哲也だけではなく、きっと多くのファンも感じたことかと思うが、
たしかに辻が王者になってもふさわしいほどの頼もしさを感じた。
そして内藤哲也を言う通り、この辻陽太の存在というのはほかのメンバーにとっても
今後大きな刺激となることは間違いないだろう。
しかし内藤哲也のこの高い評価にも辻陽太は満足していないようだ。
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海外遠征を通して生まれた新たな目標が『新日本プロレスを世界一の団体にしたい』ということ。まずはそのために団体のトップに立たなきゃいけない。ベルト、タイトルをかっさらっていきたい
LIJは個々の集まりだと内藤さんは言っていたので。こうして迎え入れてもらいましたけど、もちろん内藤さん、鷹木(信悟)さんに勝つということは当然思ってるし、かなえなきゃいけないと思ってます。そういう意味ではG1は最高のチャンスかなと
今回のファイトを見れば辻陽太のベルト戴冠は近い将来起きそうだが、
本人もいう通りそれには内藤哲也や鷹木信悟からの勝利は必要となるかもしれない。
そしてそれが今回のG1CLIMAXという舞台でいきなり達成することがあっても
良い意味でだれも驚くことはないだろう。
なぜならそれくらいのインパクトを辻はたった一戦で残したからである。
そんな期待しかない辻陽太であるが今週土曜日より始まる次期シリーズでは
ついにLIJのメンバーとしての戦いが始まる。
はたしてG1CLIMAXを前にして辻陽太は最初に残した強烈なインパクトを超える
衝撃を我々に見せつけることはできるだろうか。