ついに今週土曜日より開催されるG1クライマックス31。
今年も20選手が参加し約1か月にわたり、全19大会にて実施される予定だ。
そのG1開幕に先立ち、今回より各大会の注目カードをピックアップし
数記事の予定で書いていきたいと思う。
まず当記事では前半戦の大会の注目カードを進めていこうと思う。
9.18大阪大会初日
G1 CLIMAX 31 – 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 2021/9/18 | 新日本プロレスリング
まず初日の大会からはセミに組まれた、内藤哲也vsザック・セイバーJrを
取り上げてみたいと思う。
ここ最近タッグ戦線などで対戦することが多い二人であるが、
基本的に内藤哲也はザックを大の苦手としている。
そしてそのような印象を持っているファンの方も多いかと思う。
逆転の内藤哲也を実現するため、是が非でも優勝する必要がある内藤哲也だが、
ここ最近のG1初戦は黒星スタートが多い印象である。
しかし過去優勝した2回の大会では、内藤哲也は白星でのスタートを切っている。
この良い意味のこのジンクスを考えると、
今大会は是が非でも白星でスタートしたいところだろう。
9.19大阪大会2日目
G1 CLIMAX 31 – 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 2021/9/19 | 新日本プロレスリング
この大会の注目は何と言っても2年ぶりの対戦となるメインイベントの
オカダカズチカと棚橋弘至の一戦だろう。
2012年のレインメーカーショック以降、何度も対戦を重ねている両者だが、
現在おかれている状況は非常に好対照である。
好調を維持するエースと停滞が続くレインメーカー。
二人の現在の状況を表すとこのようになるだろうか。
現状を考えれば棚橋弘至が有利かと思うが、
新しくなった至宝のタイトルに近づくためには、
オカダも負けられないところである。
この二人にとってはこの初戦は、今回のG1の占う意味でも
大きな意味を持つことになるはずだ。
はたしてこの初戦を制し、Bブロックを牽引するのはどちらになるだろうか。
9.23大田区大会初日
G1 CLIMAX 31 – 東京・大田区総合体育館 2021/9/23 | 新日本プロレスリング
場所を東京に移したこの大田区大会初日から、
ピックアップしたいのは第一試合に組まれている、
矢野通vsグレート・オーカンの一戦である。
前回対戦したKOPWでは矢野通の策略により、
屈辱を味わったオーカーンだが、
今回は雪辱を晴らす意味でも負けられない一戦だろう。
またお互い現在のスタイルでは、その片鱗を見せることは少ないが、
両者は元々アマレスエリートと呼ばれた実力者でもある。
今回の一線で二人がどのような戦いを選択するかはわからないが、
普段見ることのないレスリングスタイルでの戦いを見たいと
思っているファンも多いのではないだろうか。
しかし彼らは天邪鬼なレスラーでもある。
ファンが求めているのならば、その逆をついてくる可能性も大いにあるだろう。
どのような戦いをするのかという部分も含め、
この大会は第一試合から見逃せない大会となりそうだ。
さて今回は初日から3大会の見どころについて書いてきたが、
かなり長くなってきたので、続きは次回以降の記事で書いていきたいと思う。
次回以降の記事もぜひご覧いただければ幸いだ。
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