年間最大シリーズG1CLIMAX32を無事に終え、
その後の史上初となるG1SPECIAL六本木ヒルズ大会も
大成功のうちに終了した新日本プロレス。
現在は次のシリーズまでのしばしの小休止の期間であるが、
先日、次期シリーズ以降の対戦カードが続々と発表された。
その内容は次期シリーズ、バーニングスピリットから
来年のWK17まで様々な内容であったが、
個人的に一番目を引いたのは、オカダがその要望通り、
直行でWK17でのIWGP世界ヘビー級王座挑戦を決めたことだろう。
またそれに伴い10月の両国でジェイとタマの
IWGP世界ヘビー級王座戦も決定し、その勝者がオカダとWK17で
対戦することも併せて発表された。
つまり単独開催となった来年のWK17のメインに立つことができるのは、
今後よほどのことがなければ、オカダ、ジェイ、タマに絞られたということである。
これにより現状では内藤哲也の逆転劇の可能性はなくなったわけだが、
制御不能なカリスマはこれからそのような動きを見せるのだろうか?
今回発表されたカードではタイトルマッチなどには絡んでいないが、
このままWK17に向けこの男が大人しくしているわけはないだろう。
今後の内藤哲也の動きには引き続き注目しておきたいと思う。
またこの日発表されたカードで気になったのは、
声出し応援が解禁された9.5、9.6の後楽園ホールのカードである。
詳細は以下を見ていただければと思うが、
初日のメインはオカダ&棚橋vsジョナ&ヘイスト。
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二日目は鷹木&ヒロムvsファンタズモ&KENTAというカードが発表された。
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初日は新日本プロレスの象徴と言える二人がタッグを組み、
後楽園ホールに金の雨を降らし、愛を叫ぶことになるだろうか。
また二日目に関しては4人が4人とも声出し応援にマッチするメンバーだけに
どちらが勝利し、どのようにファンとともに今大会を締めることになるのか。
おそらくこの二日間は今後の声出し応援へ試金石になるかと思われるだけに、
ぜひ無事に成功してほしいと思う。
そしてコロナ禍の状況が今後落ち着けば、その先には本格的な声出し応援が
解禁されていく可能性も大いにあるかと思う。
個人的にはWK17では声出し応援が解禁されていればと思うが、
それは今後の情勢次第となるだろう。
そしてもしその状況が叶うことがあれば、オカダが願う満員の東京ドームが
見えてくるのではないだろうか。