ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】内藤哲也と後藤洋央紀の戦いから何かが生まれるのか? ~G1CLIMAX32 7.20仙台大会~

(出典:新日本プロレス公式)

 

先週末よりついに開幕した新日本プロレス年間最大シリーズ、G1CLIMAX32。

開幕戦となる札幌大会2連戦の中ではリーグ戦8試合が行われ、

現状は序盤が始まったというところである。

(札幌大会の記事はこちら)

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www.hi-jyapw.com

 

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そして2日間の小休止を挟み本日仙台大会が行われる。

今大会は平日ではあるが、チケット状況を見ると

前売り段階での売れ行きは好調のようだ。

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G1 CLIMAX 32 – 宮城・ゼビオアリーナ仙台 | 新日本プロレスリング

 

 

この結果はファンの期待の表れと言っていいだろう。

そしてそんな仙台大会のメインは内藤哲也vs後藤洋央紀の一戦である。

 

 

これまで数々の激闘を繰り広げてきた両者であるが、

ここ最近の戦績は内藤哲也が大きくリードしている。

それはそのまま現在の新日本プロレスにおけるポジションの違いと言っていいだろう。

 

 

この二人はご存じの通り新日本プロレスの生え抜きであるが、

デビュー年を見ると後藤洋央紀が約3年先輩である。

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後藤洋央紀 2003年7月6日

内藤哲也 2006年5月27日

 

 

そして公式プロフィールに主なタイトル、優勝歴は以下となっている。

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後藤洋央紀

IWGPインターコンチネンタル王座、NEVER無差別級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座、G1 CLIMAX18優勝、NEW JAPAN CUP 2011優勝、NEW JAPAN CUP 2013優勝、WORLD TAG LEAGUE 2012優勝、WORLD TAG LEAGUE 2014優勝、NWAインターナショナルJr.ヘビー級王座

 

内藤哲也

IWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座、NEVER無差別級王座、IWGPヘビー級タッグ王座、IWGPジュニアヘビー級タッグ王座、G1 CLIMAX 23、G1 CLIMAX 27優勝、NEW JAPAN CUP 2016優勝

 

これを見てもわかるように、

現在もプロレス界のトップを牽引する内藤哲也以上のタイトルなどを

後藤洋央紀はこれまでのキャリアの中で獲得してきたということだ。

 

 

しかしその後藤が唯一といっていい獲得できていないタイトルが、

至宝のタイトルであるIWGP世界ヘビー級王者(IWGPヘビー級王者)である。

 

 

振り返るとG1を制覇した2008年からレインメーカーショック以前となる

2011年までが彼の大きなチャンスであったかと思うが、

ついにここまで至宝のベルトを巻くことなく時が経過してしまった。

 

 

近年ではタッグ以外のタイトルに挑戦することも少なくなってきた

後藤洋央紀としてはこのG1、そして初戦の内藤哲也戦は、

きっかけを掴むためにも負けられない一戦となるだろう。

 

 

一方の内藤哲也も負けられないという部分では同じ思いであるはずだ。

2022年上半期タイトル奪取のチャンスを得ながらも手が届かなかった内藤哲也は

現状タイトル戦線の中心にいるわけではない。

 

 

つまり彼もまた公言している2023年東京ドームのメインに戻るという

目標を達成するためにはこのG1を勝つしかないということだ。

それは記者会見でも話していたことなので、皆様もよくご存知のことだろう。

 

 

また今年のG1はリーグ戦が6試合しかないため1敗の重みが普段とは大きく異なる。

これまでのように9戦のリーグ戦があれば1敗程度は大きな影響はないが、

6戦となると1敗するだけで、負けた相手が2敗以上しなければ先に進めないということだ。

 

 

つまりもし今回内藤哲也が後藤洋央紀に敗れれば、

内藤哲也が決定戦に進出するためには、

後藤洋央紀が2敗以上しなければならないということである。

 

 

このように両者とも負けられない、非常に重要な意味を持つ一戦であるが、

はたしてどちらが勝利し、この先のリーグ戦を有利に進めるのか。

そしてこの生え抜き同士の一線から新たな何かが生まれるのか。

そんな二人が対戦する仙台大会は、本日18時半スタートだ。

 

 

 

 


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