先週のLA大会、そして今週の後楽園大会などで、
様々なサプライズが起こった新日本プロレス。
現在は短いオフ期間となっているが、その間も今後のスケジュールや
9月以降のアメリカ大会の出場選手も発表されるなど、話題は盛りだくさんだ。
日本の今後のスケジュールを整理すると、
9月4日、5日のメットライフドーム2連戦が終われば、
年間最大シリーズとなるG1CLIMAX31に突入する。
そこで今回の記事では最新の情報から改めて、
そのG1の出場選手を考えてみたいと思う。
前年の出場者からの変更が多く見込まれる今回のG1。
はたしてどのような選手たちがノミネートされるだろうか。
さて以下が昨年の出場選手とその星取表であるが、
まずは前年の出場選手を確認いただければと思う。
↓
この中で現在の情報から考えると今年のG1を欠場することになる選手は、
オスプレイ、みのる、ジェイ、ジュースということになりそうだ。
つまり今年も20名の出場選手を維持するならば、
上記の4名の代替が必要となるということになるが、それは誰になるだろうか。
まず一人目は上に添付した前回の記事にも書いたが、
グレート・オーカーンということになるだろう。
彼の帰国後の幅広い場所での活躍を考えると、選出は確実であるかと思う。
帝国の新しいキングピンとしての活躍を大いに期待したいところだ。
では続いての候補であるが順当ならアーロン・ヘナーレということになりそうだが、
情報では首のケガを負い現在欠場中とのことだ。
上記のニュースは新日本から公式に発表されたわけではないので、
ケガが真実かどうかは不明だが、
5月からその姿を新日本マットで見ていないことは事実である。
そう考えると今回G1に出場することは見送られるのかもしれない。
ではもしヘナーレが出場を見送られるとなれば後3名必要であるが、
そうなればその候補はこれも前回の記事に書いたが、
現KOPW2021保持者であるチェーズ・オーエンスとなるだろう。
このテキサスヘビー級王者との2冠王者は31歳という年齢に違わぬ
風貌とテクニックを持った屈指の実力者である。
普段のシリーズでは戦いの潤滑油となることが多いチェーズだが、
このシングルのリーグ戦は、その秘めたる実力を存分に発揮するチャンスである。
このバレットクラブの潤滑油であるチェースが、
今年のG1をかき回す展開は大いに考えられそうだ。
ここまでヘナーレが出場しないと考えれば二人の候補者を挙げたが、
残りの2選手が誰かとなるとこれはかなり予想が難しい。
実績で言えば第三世代などのベテラン勢が思い浮かぶが、
印象的にG1は卒業したイメージがある。
そうなると人選がますます難しくなるが、考えられるパターンは
外国人選手を呼ぶか、もしくは階級の壁を越えジュニアから選出するかだろう。
外国人選手で言えば先日ベレットクラブの重鎮でもあるタマ・トンガが
先日以下のようなツイートを発信した。
Put me in this year #G131 and take off the chains @njpwglobal pic.twitter.com/tLeI6OI3OB
— Tama Tonga (@Tama_Tonga) 2021年8月19日
このタマ・トンがのツイートはまさにG1への出場表明といえるものだ。
そこに弟でもあるタンガ・ロアが加わればちょうど枠は埋まる計算となる。
メットライフドームからの参戦も含め現実的にはこの二人が筆頭候補だろうか。
個人的にはジュニア勢の参戦も期待したいが、
おそらくG1の先に今年もBOSJが行われるだろうことを考えると、
現実的には難しいものがあるのかもしれない。
ヒロム、デスぺ、SHOなどが昨年のNJCのようにヘビー級と
堂々と渡り合う姿をみてみたいところもあるが、これはいつかのお楽しみにしておこう。
さてここまで最新の情報からのG1出場選手の予想をしてきたが、
ご覧の皆さんは誰に出場してほしいだろうか?
公式にはおそらくメットライフドーム大会までには
全貌が発表されることとなるだろう。
それまでの間は私のように思いを張り巡らせ、
大いにその時間を楽しんでいただければと思う。