昨日の記事ではG1CLIMAX32のA・Bブロックについての記事を書いてみたので、
今回はその続きとして、残りのブロックであるCとDブロックについて書いていこうと思う。
はたしてこの両ブロックはどんな展開となりそうだろうか?
(前回記事はこちら)
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Cブロック
このCブロックは個人的には、今回のG1の中で最も混戦になるのではないかと考えている。
つまり初出場のヘナーレを除けば誰が勝ち上がってもおかしくはないということだ。
G1優勝経験のある棚橋弘至、内藤哲也、後藤洋央紀、
そしてNJC優勝者のザック・セイバーJr、
また元IWGPヘビー級王者のEVILと元IWGP USヘビー級王者のKENTAと
これまでの新日本プロレスを支えてきた実力者が集結している。
これらの経歴を見れば、上述したように誰が勝ち上がっても不思議ではないが、
誰が最も負けられないかと言えば、それは内藤哲也ということになるだろう。
今年の内藤哲也はタイトル挑戦やトーナメント決勝にはこぎつけるが、
肝心の決戦の場面で結果が出ず、ファンとの公約である2023年の1.4のメインに
立つにはこのG1で結果を出す必要がある。
50周年の今年はまだ新日本プロレスの主役を張っていないカリスマが
このG1から一気に巻き返すことが出来るのか?
多くのファンがその姿を期待していることだろう。
Dブロック
このDブロックの勝ち抜けという部分では、オスプレイと鷹木信悟が
一歩抜け出ている印象だが、個人的に楽しみにしているのは、
今回ヘビー級のリーグ戦に初出場となるエル・ファンタズモの戦いぶりだ。
ファンタズモのファイトスタイルは、皆さんもよくご存じの通り
変幻自在という印象であるが、その身体能力は同じブロックにいる
オスプレイと比較しても遜色ないだろう。
そんな彼が対ヘビー級のレスラーに対し、そんなファイトを見せるのかに
期待しているのは私だけではなく、多くのファンも同じ思いだろう。
はたしてファンタズモはこの初出場となるG1でどんな爪痕を残すのか、
おそらく今後転向するであろうヘビー級戦線へ向けての試金石となるはずだ。
さて先日6.21後楽園大会でリーグ戦の日程も紹介されたが、
それを見る限り各選手のリーグ戦はほぼ1週間に1回程度になっている。
これまでの連戦続きというG1のイメージとは大きく異なるが、
ケガの防止や選手のコンディション維持を考えると良いことかと思う。
昨年は内藤哲也の欠場や決勝戦の飯伏のケガなどもあったが、
今年は全員が怪我無くこのG1を完走することを願うばかりである。