9.4、9.5で行われるメットライフドーム2連戦が終わると、
ついに新日本プロレスは年間最大シリーズであるG1CLIMAXに突入する。
今年も昨年同様秋開催となったことで、
今回のG1の結果はより新春の東京ドーム大会につながることになるだろう。
つまり各選手にとっては優勝をめざすことはもちろんだが、
リーグ戦一つ一つの対戦結果も次の展開につながるということになる。
そういう意味でも目が離せないシリーズとなるだろう。
さてそんなG1であるが開催2週間前となる当記事執筆時点(9/4午前)では
いまだそのメンバー発表は行われていない。
今回のドーム2連戦内で発表される可能性もあるが、
もしそうでなければ、今回のドーム大会の結果を受けて
後日公式サイトで発表という流れになるだろう。
では開催間近となった今回のG1にサプライズで選出される選手はいるのだろうか?
そしてもしいるのならばそれは誰になるのか?
ここからはそちらについて考えてみたいと思う。
まず2週間前である現時点の情報から見える確定的な選手は整理してみよう。
・本隊 棚橋・飯伏
・CHAOS オカダ・石井・後藤・YOSHI‐HASHI・矢野
・LIJ 鷹木・内藤・SANADA
・鈴木軍 タイチ・ザック
・BC EVIL・(KENTA)・(裕二郎)
・UE コブ・オーカーン・(ヘナーレ)
*()付きの選手は隔離やケガの情報あり。
上記の選手がすべて出場が可能となれば18名となるので、
20名とされる出場選手の残り枠は2枠となるが、
場合によってはその枠が増えることも大いにあるだろう。
ではその枠を埋めることとなる選手はいったい誰になるのかだが、
現状を考えると海外から呼び寄せることは難しいと思われる。
つまり選ばれる選手の条件は、現在国内で戦っている選手ということになるはずだ。
サプライズということではなく、順当な選出となれば、
おそらくBCからチェーズもしくはGoDが選ばれるかと思われる。
彼らであればすでに実力も折り紙付きなだけに、
冒険しないという選択であればこのようになるだろう。
ではサプライズがあるとすれば、それはどのようなものなのか。
個人的にはそれは階級の枠を超えたジュニアからの選出であると思っている。
つまり昨年のNJCのようにジュニア対ヘビーの戦いが行われるということだ。
もし本当にそのようなことになれば、選出が予想される候補は
ヒロム、SHO、デスぺということになるのではないだろうか。
彼らは昨年のNJCでもヘビー級から勝利したり、
もしくは敗れはしたが決して引けを取らない戦いを行った選手たちだ。
一発勝負のトーナメントではなく、長期間に及ぶリーグ戦となれば
また話は違うかもしれないが、決して人数合わせというようにはならないだろう。
結果を現時点で想像することは難しいが、
なにかしら彼らにしか見せることが出来ない痕跡を残すことだろう。
案外保守的な選択をすることが多い新日本プロレスだが、
ファン目線からすればジュニアのトップ選手たちが、
ヘビー級のトップに挑む構図はぜひ見てみたいと思う。
はたして新日本プロレスは今年のG1クライマックスに
どんな選手たちを選出するのだろうか?
楽しみに待っておきたいと思う。
さて当記事がアップされる頃には、メットライフドーム2連戦の
初日がすでに終わっているが、
おそらくその初日だけでもさまざまな展開が生まれていることだろう。
そちらの記事に関しては追ってアップしていく予定だ。
また本日はタイトルマッチが目白押しとなる2日目の大会が行われる。
きっと今日の大会でも多くのサプライズが生まれることだろう。
そんなメットライフドーム2日目は15時スタートだ。
(第0試合のスターダム提供マッチは14時半スタート)