ついに開幕した新日本プロレス年間最大シリーズ、G1CLIMAX32。
この日のアンダーカードから続く豪華な顔ぶれをみると、
やはりG1のあるべき姿はこのような姿ではないかと感じだ。
多くの外国人選手、そして各試合で組まれた前哨戦など、
ここ最近のコロナ禍ではなかった景色がまた見られたことは、
ファンからすれば嬉しい限りである。
この日の動員数は約3,000人弱であったが、
この大会を見て会場に足を運ぼうと思ったファンも
数多くいたのではないだろうか。
さてそんなG1開幕戦であったが、
この日の公式戦は各ブロックで本命視されている選手が出場した。
Aブロック オカダカズチカ、Bブロック ジェイ・ホワイト
Cブロック 棚橋弘至、Dブロック ウィル・オスプレイ。
まさに過去から現在に渡り新日本プロレスを牽引してきた選手が勢揃いしたわけだが、
棚橋弘至が初出場のアーロン・ヘナーレに敗れるという波乱があった。
格的にブロック内では一枚落ちると思われていたヘナーレが
アイコンと呼ばれる男を破ったことでCブロックは
一気に混戦のブロックとなる可能性が出てきたかと思う。
この一戦だけでは何とも言えないが、G1の一つの見どころである
番狂わせがこのCブロックでは起きるのかもしれない。
また公式戦以外で個人的に気になったのは、
初出場となったデビッド・フィンレーのこのコメントである
👇
俺はお前の知っている、かつてのデビッド・フィンレーとは違う! 俺は”REBEL”(反逆児)で、自分がやりたい事をやるんだ! 今年は俺の年、今は俺の時代、そして、これは俺の『G1 CLIMAX』だ!
見た目もよりシャープになり、引用が変わったフィンレーのこのコメントには
いったいどのような意味があるのだろうか。
この日のフィンレーはタマ&邪道と組みHOTと戦った。
つまり新日本プロレス的には、今は本隊側という位置づけである。
しかしこの日のフィンレーの言葉を額面通りに受け取れば、
今後立ち位置を変える、つまりフェイスターンする意思があるようにとれる。
長年の相棒であったジュース・ロビンソンがバレットクラブへと動いた今、
フィンレーは新日本プロレス内でのポジションをどう確立していくのか。
もしかするとジュース・ロビンソンとの対決の時、
サプライズがが起こるのかもしれない。
これから約1か月にわたり開催されるG1CLIMAX32。
3年ぶりの夏開催、そして史上最多の28名参加となるこのシリーズを勝ち抜き、
今年の夏男に輝くのはいったい誰になるのか。
当ブログもその熱戦の模様を追いかけ、皆さんにお届けしていきたいと思うので、
以降の記事もお楽しみいただければ幸いだ。