ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】 G1クライマックス30 ここまでを振り返る vol.2

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

史上初めて秋に開催されている、今年のG1クライマックス30。

先日の長岡大会を終えて各ブロック4戦が終了した。

 

 

現在は少し中休みといったところだが、

10.5の高松大会から再びリーグ戦が再開される。

 

 

今後はリーグ戦も後半戦に突入し、

より佳境をむかえることとなるだろう。

 

 

そこで当記事ではここまでのG1を振り返るとともに、

今後の私的な展望などを書いていきたいと思う。

 

 

目次

 

 

Aブロック

 

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(出典:新日本プロレス公式)
 

 

現在5人の選手が3勝1敗の勝ち点6で並び、

大混戦の様相を呈しているAブロックであるが、

 

 

このブロックを実質的にリードしているのは、

やはり飯伏、オカダ、そしてオスプレイとの対戦を終えた

ジェイ・ホワイトと言えるだろうか。

 

 

この上位勢との戦いを2勝1敗で切り抜けたということは、

今後勝ち点が並ぶことを想定すると

非常に優位な状況であると言える。

 

 

特に飯伏、オカダに直接勝利したことは大きなアドバンテージだ。

個人的にはこのKing Switchが決定戦進出の最有力候補であると考えている。

 

 

次に可能性があるのではと考えているのは、

今大会に進化した姿で帰ってきた”GOAT"ウィル・オスプレイである。

 

 

パワーアップした肉体とこれまで同様のスピードを持ち合わせる、

この男は現代プロレスを体現した存在であると言えるだろう。

 

 

惜しくも宿敵鷹木信悟には敗れたが、

あのジェイを直接対決で下したことは

かなり大きな意味を持つのではと感じている。

 

 

もし次戦の飯伏戦をクリアすることが出来れば、

オスプレイの命運は最終戦のオカダ戦に懸かることになるはずだ。

 

 

その結果、この男が決定戦に進出し、

そしてこのG1を制しても、

もはや誰も驚くことはないだろう。

 

 

そして一転ピンチという状況に

追い込まれているのはオカダカズチカである。

 

 

すでに2敗を喫しており、その敗れた相手が飯伏、

そしてジェイであることを考えると、

オカダは早くも自力での決定戦進出は極めて厳しい状況である。

 

 

また腰の状態にも不安を抱えており、

勝利した試合も万全の状態とは決して言い難い現状だ。

 

 

レインメーカーがこのまま沈むことは考えにくいが、

このG1はオカダにとって厳しいG1となりそうである。

 

 

まだまだ連覇を狙う飯伏幸太のことなども書くべきではあるが、

Aブロックの最後は5年ぶりの出場となった

高橋裕二郎について書きたいと思う。

 

 

ここまで全敗と全選手を通じ、

唯一勝ち星を挙げることは出来ていないが、

 

 

裕二郎にはこのまま出場出来たという

低いレベルのところで満足してほしくないと思っている。

 

 

今後もG1ということもあり強豪との対戦が続くわけだが、

何とか結果を出して欲しいと思っている。

そして元相棒との距離を少しでも近づけてほしいと思う。

 

 

Bブロック

 

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

二冠王者内藤哲也がエントリーされているこのBブロック。

必然的にその内藤哲也を中心に展開は進んでいくことになる。

 

 

まずここまでの内藤哲也の戦績であるが、

先日SANADAには惜しくも敗れてしまったが、

3勝1敗の勝ち点6とまずまずの滑り出しと言っていいだろう。

 

 

公言していた全勝優勝の夢はなくなってしまったが、

このG1での戦いぶりを見ていると

依然優勝候補の筆頭と言っていいのではないだろうか。

 

 

別の視点から見ると、この盤石とも言える二冠王者を倒すことが出来れば、

その選手はこのリーグ戦はもちろんのこと、

今後を考えても大きなチャンスを得ると言っていいだろう。

 

 

さて次はその王者内藤哲也を破った

SANADAについて考えてみようと思う。

 

 

先日の長岡大会にてロスインゴのメンバーとしては、

初めて内藤哲也を破ったSANADAではあるが、

リーグ戦全体で見ると1勝3敗と苦戦を強いられている状況だ。

 

 

SANADAが内藤哲也を下した後に語った、

優勝してIWGPに挑戦するという公約を果たすのであれば、

もはや一つも負けられないことは明白である。

 

 

つまりここから最終戦まで少なくとも連勝を重ねない限りは

決定戦に進出することは極めて難しくなるということだ。

(6連勝を決めても他力本願となる可能性が高いが)

 

 

しかもSANADAの今後の対戦カードを見てみると、

EVIL、KENTAのBC勢、そして棚橋弘至など

骨っぽいメンバーが残されている。

 

 

これらの強豪を今後全員撃破し、昨年のジェイのように

3連敗からの進出は叶うだろうか。

 

 

この大まくりが決まれば、

まさに同じロスインゴの逆転の内藤哲也ならぬ、

逆転のSANADAが完成するということになる。

 

 

そして次はBCの二人、EVILとKENTAについて書いていこうと思う。

先日の同門対決を見てみると、この二人は同じBCではあるが、

簡単に手を結ぶということはなさそうな雰囲気であった。

 

 

つまりそれを見る限りでは、二人はお互いの試合には介入せず、

それぞれで戦っていくということだろうか。

 

 

しかし彼らは新日本最高のヒールユニットBCのメンバーである。

我々ファンにそう思わせておいて、

最終盤には一転別の姿を見せるのかもしれない。

 

 

最終戦ではそれぞれロスインゴとの対戦が組まれているが、

この二つの戦いの結果が決定戦進出に

直結することはきっと間違いないはずだ。

 

 

やはりこのブロックのカギを握っているのは、

今や新日本で最もヒートを買う男となったEVIL。

 

 

そしてドームで3万人からブーイングを受けた男であるKENTA

この二人であることは間違いないということだ。

 

 

まとめ

 

 

さて各ブロックのここまでと今後の展望などに

ついてざっと振り返ってみたわけだが、

 

 

やはり一つのシリーズでここまでファンが予想などを

楽しめるシリーズは他にはないものかと思う。

 

 

業界のトップに立つ新日本が提供する

年間最大のシリーズであるG1。

 

 

その展開の深さやボリューム、クオリティはやはり

他団体とは一味違うものがあると感じている。

 

 

それはこれから参加選手が変わろうとも、

その根幹部分はきっと変わらないだろう。

 

 

そんな最高のシリーズを提供してくれる新日本プロレスを

これからも当ブログなどを通じ応援していきたいと思う次第である。

 

 

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