先日のG1クライマックス30最終戦で、
電撃的に発表された2021年1月4日、5日の
東京ドーム2連戦興行。
今年に引き続き2年連続での2連戦興行となる。
今後ドーム2連戦ということが、
新日本の年頭のスタンダードになるということだろうか。
それは以下の木谷オーナーの発言からも読み取れるところだ。
木谷オーナー自身は創立50周年となる2022年も2連戦を行い、
その後の1月7日(金)にゴールデンタイムの復活を目論んでいる。
東京ドーム2連戦後のゴールデンタイムでの興行。
もしこれが実現すれば50周年を祝うような朗報となるだろう。
(木谷オーナーの記事はこちら)
↓
では話をタイトルにある本題に戻していきたいと思う。
今年2020年のダブルドームのメインテーマは、
まぎれもなく【2冠戦を巡る戦い】であった。
他にもライガーの引退などのテーマはあったが、
2日間を通しほぼテーマは2冠戦に集約されていたと言っていいだろう。
あえてそこに集約したことで、2冠統一を成し遂げた内藤哲也に、
そしてそれを乱入という手段で壊したKENTAに
大きな注目が集まったということだ。
それでは次の2021年ダブルドームのメインとなるテーマは
どのようなテーマになりそうだろうか。
ここからはそれを考えていきたいと思う。
まだ10月後半ということで、今後の展開がどうなっていくのか
不透明な部分はあるが、次のダブルドームも一つの軸は
2冠王座ということになることは間違いないかと思う。
今年のテーマが2つのタイトルの統一ということであったと考えれば、
次は再び分離するということがまず考えられるが、
現状の流れから見ればその可能性は低いように思う。
では現状の統一のままであれば
どのようなことが考えられるだろうか。
現在決定済みのカードが2冠王座絡みの
最後のタイトルマッチとなれば、
ドームで2冠戦挑む可能性のある該当者は以下の4名となる。
2冠王者=内藤哲也
2冠権利証保持者=飯伏幸太
2冠王座次期挑戦者=EVIL
2冠権利証次期挑戦者=ジェイ・ホワイト
改めてまとめてみると昨年の4名から、
オカダとEVILが入れ替わっただけということがわかる。
これだけを見るとまだまだトップの壁は
厚いということが言えるだろう。
別の視点で見ると賛否両論あるが今年はEVILが
飛躍を遂げた年であったとも言えるかもしれない。
さて話を戻すが、今のままの状況ででいくと
ドーム初日のメインは内藤哲也対飯伏幸太ということになる。
もちろんこのままでも飯伏のIWGPヘビー初戴冠などの
テーマは見いだせるが、ダブルドームを網羅するには
少し弱いように思う。
もし昨年のように2夜連続でタイトルマッチを行うならば、
その2日目の挑戦者決定戦などとして、
BCの内紛の決着戦を絡めるという流れもあるだろう。
ドーム初日にジェイとEVILの遺恨決着戦。
これと2冠王座をうまくリンクすれば一つのテーマ
になるかと考えられる。
そしてもう一つ大きなテーマがあるかもしれないと考えている
それは【外敵の襲来】である。
これは以下の内藤哲也の記事を見てほしいが、
あの新日本至上主義の内藤哲也が外に目を向けると
東スポ紙上で口にしたのである。
惜しくも記事内にあるG1制覇は達成することはできなかったが、
この発言が何の根拠もなく、思い付きで言ったとは
内藤哲也の立場を考えると、そうではないだろう。
つまり何か根拠がある、水面下でドームに向け
動いているのではないかというのが私の見立てである。
(内藤哲也の記事はこちら)
↓
ではどのような外敵が考えられるだろうか。
それは多くの場所ですでに語られているが、
やはりAEW、そしてあのケニー・オメガではないだろうか。
その根拠としては、
次のダブルドームは今年と違い平日の2連戦である。
現在はコロナ禍の影響で最大2万人の集客となると、
言われているが、それでも2日で4万人が必要というわけだ。
新日本プロレスをもってしても簡単な数字ではないだろう。
当然集客するには大きなインパクトが必要であるが、
2冠戦線はやはり今年がピークと思われるので、
上記のような新しい展開が必要になるのではないだろうか。
幸い現在のUS王座はAEW所属のジョン・モクスリーである。
また今年のドームでの棚橋弘至との試合後、
新日本と距離を置くというような発言はあったが、
クリス・ジェリコが再び登場することも考えられるだろう。
それに上述したケニー・オメガを含む、
THE ELITEの面々が登場となれば、
当日の集客へのインパクトはもちろんのこと、
動画配信プラットフォームである新日本ワールドにも
大きなインパクトがあるだろう。
上記のようなAEWオールスターと言えるメンバーが
全員登場できるかはわからないが、新日本の体制変更も含め
何かが動いているのではないかと思う。
2冠戦線と外敵の襲来。
この二つが2021年ダブルドームの大きなテーマではないか
ということが現時点での私なりの見解である。
これからあると思われる新日本プロレスからの公式な見解を
心待ちにしておきたいと思う。
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