今週末に行われる6.12大阪城ホール大会、DOMINION。
そこでは最終的に全10試合のカードが組まれることとなった。
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DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL – 大阪・大阪城ホール 2022/6/12 | 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)
また昨日の記事でも取り上げたのでそちらについて書いたので、
ご覧いただければ幸いだ。
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そんな今回のドミニオンでは数多くのタイトルマッチが組まれているが、
KOPWを除くすべてのタイトルにバレットクラブのメンバーが登場する。
5.1福岡ドームで新生バレットクラブを高々に宣言したことは記憶に新しいが、
早速新日本プロレスをジャックしそうな勢いだ。
はたして彼らは今回のドミニオンでベルトを総取りすることが出来るだろうか。
まず今大会でタイトルマッチの先陣を切るのは、
現NEVER無差別級6人タッグ王者のHOTの面々だ。
バレットクラブ本体とは一定の距離を置いているように見えるHOTだが、
新日本プロレス内での存在感を維持するためには、
是が非でも守りたいタイトルであろう。
今回の一戦はBOSJでの金丸義信とSHOの対戦から端を発したものだが、
鈴木軍のメンバーを見ると、今回の防衛戦はかなりピンチであると言えるだろう。
はたしてHOTはこの虎の子のベルトを守ることは出来るだろうか。
そして次に登場するのは現IWGPタッグ王者のファレとオーエンズだ。
この二人はバレットクラブでの在籍期間も長く、ユニットでは重鎮ともいえる存在であるが、
初の戴冠となったIWGPタッグ王座を初防衛戦で落とすわけにはいかないはずだ。
対戦相手となる前王者のコブとオーカーンは非常に強敵であるが、
ファレとオーエンズもベルトを死守するために、あらゆる策略を駆使してくることだろう。
個人的にはファレとコブという超大型レスラー同士の対決に期待しているが、
この試合のカギを握るのはチェーズ・オーエンズではないかとみている。
この屈指のくせ者が勝利のためにどんな手を使ってくるのか、
そのあたりが勝敗の行方を左右するのではないだろうか。
そしてセミファイナル前とセミファイナルには、
シングルのタイトルマッチであるNEVER無差別級とUS王座が組まれているが、
そこにもバレットクラブのメンバーが出場する。
NEVER無差別級王座にはカール・アンダーソンが挑戦者として
そしてUS王座は王者としてジュース・ロビンソンが登場するが、
彼らはともに直前の大会を欠場しており今回が復帰戦となる。
アンダーソンは復帰、そしてジュースは新規加入という形で
新生バレットクラブへの参入となったが、今後ユニット内でポジションを確立するためにも
ここでは是が非でも結果を残したいところだろう。
そして最後に真打として登場するのは、バレットクラブのリーダーであるジェイ・ホワイトだ。
ジェイ・ホワイトは今大会のメインでオカダの持つ、IWGP世界ヘビー級王座に挑戦するが、
やはりその結果がバレットクラブというユニットの今後にも大きく影響するだろう。
ここでもしジェイ・ホワイトが、新日本プロレス最高峰のベルトを獲得できれば、
まさにジェイがいうMY ERA、俺の時代が訪れることだろう。
はたしてDOMINIONのメイン後は、
再びバレットクラブがジャックすることになるのか。
あの光景を期待しているファンも多いのではないだろうか。
ここに来てさらに勢力を拡大しているバレットクラブ。
その勢いのまま一気に新日本プロレスを、そして世界のプロレス界をも席巻するのか。
その物語はもしかするとこの大阪城ホール大会から始まるのかもしれない。