先日開幕した年に一度のジュニアの祭典BOSJ29。
先に始まったAブロックに続き、5.17山形大会ではBブロックも開幕した。
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このBブロックは上のインタビューでリンダマンも語っていたが、
Aブロックと比べると地味な実力者が集まった印象だ。
つまり彼らは華という部分を試合内容で補い、
ファンの興味を惹きつけないといけないということだ。
そう考えると今回の開幕戦はその期待に応える好試合が続いたと言えるだろう。
そんな好試合が続いたBブロックの開幕戦の中で、
私が最も印象に残ったのはTJPであった。
正直開幕前はあまり注目された存在ではなかったと思うが、
今回のワト戦でそのキャリアに裏付けされた実力をファンに知らしめたと言えそうだ。
今回ワトに勝利し、バックステージでもタッグ王座挑戦をアピールしただけに
フランシスコ・アキラとのタッグでタイトルに挑む可能性も大いにありそうだ。
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勝って結果を残すとか、優勝してトロフィーを獲るとか、そんなのは当たり前の話で、それ以外に俺が狙ってるものはお前が腰に巻いてる“それ”だ
またBブロックのリーグ戦の開幕戦となったリンダマンとDOUKIの戦いも
それぞれが持ち味を出した素晴らしい戦いであったかと思う。
戦前よりSNSなどを通じ前哨戦を繰り広げていた二人は、
リング上でも激しい戦いを繰り広げ、今回はDOUKIに軍配が上がった。
GLEATの威信を背負いこのBOSJに参戦したリンダマンとすれば
痛い黒星スタートとなったが、反骨心の塊であるこの男の
今後の巻き返しに期待したいところだ。
またDOUKIからすれば、今回GLEATの王者から勝利をあげたことで
チャンスが広がったとも言えるだろう。
リンダマンがこのままGLEATの王座を保持していれば、
その王座への挑戦という展開も大いに考えられるところだ。
紆余曲折を経て新日本プロレスに辿りつきめぐり合った二人のストーリーは
まだ始まったばかりだ。
次に二人が対峙するとき、
それはいったいどのようなシチュエーションで向かい合うのだろうか。
その他にもメインイベントを含め、外れなしの戦いを見せたBブロック。
今後も目が離せない展開が続いていくことは間違いないだろう。
当ブログでも引き続きそんなBブロックを追いかけていきたいと思う。