5.15愛知大会より開幕したジュニアの祭典BOSJ29。
それに伴い公式サイトでは出場選手のインタビューが随時更新されているが、
今回の記事ではその中から、Bブロック最大の注目選手と言える
エル・リンダマンをとりあげてみたいと思う。
一部は公式サイトで無料で見ることができるので、ぜひご覧いただければと思う。
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また全文はスマホサイトで閲覧が可能となっている。
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今回のインタビューの中でリンダマンは多くのことを語っていたが、
その感想としては客観的に俯瞰して全体を冷静に分析しているということだ。
自ら記者会見で偏差値30と言っていたが、このインタビューを見ると
プロレスIQは相当高いと言えるだろう。
裏を返せば、そうでなければこの場にはいないということだ。
ではここからはその内容について印象に残った部分を書いていきたいと思うが、
もっとも印象に残った言葉は自分がエントリーされたBブロックは
地味な実力者が集まり、何も盛り上がらない可能性があり得るという部分だ。
確かに派手な選手や現チャンピオンがいるAブロックに比べれば
そう感じているファンも多いのかもしれない。
それだけにその中で注目されている存在であるリンダマンは、
自らが盛り上げていかなければいけないと思っているのだろう。
また当記事更新時には対戦が終わっているが、初戦で対戦するDOUKIを
ブロックの中では穴と評し、またDOUKI自身を今が天井でもう伸びしろがないとしている。
この分析はDOUKIにとっては腹の立つ発言であるが、
確かにそのような部分はあるのかもしれない。
このようないきさつを踏まえて行われる5.17山形大会での対決は
いったいどのような戦いとなり、またどちらが勝利しているのだろうか。
そしてリンダマンは今回のBOSJ参戦を少しずつ出ていた”細い糸”を
みんなで繋いできたリレーの先にあったものと語っている。
きっかけはWKでのデスペラードの発言であったが、
その後のCIMAを筆頭とするストロングハーツ勢の
新日本での活躍が今回の参戦につながったことは事実だろう。
そして今回のBOSJでリンダマンが爪痕を残せば、
その細い糸から始まったストーリーがさらに続いていく可能性がある。
今回のメンバーの中で最も身体的に恵まれていないリンダマンが
世界一と評される新日本ジュニアで大きな勲章を得れば、
これほど痛快なこともないだろう。
はたしてリンダマンはここ新日本でも結果を残し、
GLEATをより世間に広げることができるだろうか。
そんなリンダマンに注目しているのはきっと私だけではないだろう。