今週末からついに始まるジュニアの祭典 BOSJ26。
その出場メンバーが先日の会見の中で発表された。
この会見の中での発表と言う方法に、新日ジュニアの顔とも言える、
高橋ヒロムやデスペラードはSNSで不満を訴えていたが、
たしかにヘビー級のＧ1と比べるといろいろな面で格差は否めないところだ。
よって今後ジュニアの地位をさらに高めていくためにも
今回のBOSJでＧ1以上の戦いを出場メンバーは見せる必要があるだろう。
その思いはきっと全選手が持っている共通の思いであるかと思う。
さて今回のBOSJの出場選手であるが大きなサプライズはなく、
近年の新日ジュニアを牽引してきたメンバーによる戦いと言う趣だ。
かなり前に以下の記事を書いたのだが、くしくも私の予想通りになった。
↓
それだけ順当な選出と言えるが、注目すべき点は数多くあるかと思う。
ここからはそれらについて書いていこうと思う。
まず注目されるのはやはり王者に返り咲いたデスペラードと
王者復権と連覇を狙うヒロムということになるだろう。
発表されているカードを見ていても全戦で
この二人のどちらかがメインを務めている。
これはやはり会社としても二人に今シリーズを任せたという証だろう。
個人的にも今年の優勝はこの二人のどちらかと見ているが、
はたしてその予想通りとなり、WK16での対決となるのか。
多くのファンがこの展開を期待していると思うが、
それを阻止するべく他のメンバーも奮闘するはずだ。
ではこの二人を止めるなら、それはいったい誰になるのか？
その一番手はやはり現在狂気の姿を見せているSHOとなるだろうか。
３K時代の好青年という姿から一転、ヒールターンしてからは
反則をいとわないファイトスタイルへと変貌している。
対戦相手とすればこれに元々の高い実力が加わるわけなので、
非常に厄介な存在となるだろう。
SHOとしてもヒールターンしてからでは初めてのシングルの連戦となり、
その真価が問われるシリーズとなるだろう。
またSHOに続いて注目されるのは、
やはり11.6で復活をはたしたYOHということになるだろう。
欠場前の黒を基調としたコスチュームから一転、
11.6大阪では全身白のウェアで姿を現した。
これはSHOに対抗しベビーとして生きていくというYOHの決意の表れかと思うが、
YOHはそれを今シリーズの中でファンに伝える必要があるだろう。
よってYOHもSHOと同様、このBOSJは勝負のシリーズとなるかと思う。
また今回のBOSJで個人的に注目していることは、
多くの対戦が組まれている同門対決という部分である。
特にSHOと石森、ELPのバレットクラブ対決。
そしてデスぺと金丸の鈴木軍対決はかなり期待している。
同じバレットクラブだが、SHOはハウスオブトーチャーに所属しており、
他の二人とどう絡むのかは、今後のバレットクラブ問題にも大きく影響しそうだ。
また鈴木軍対決は昨年金丸が欠場したため久々の対決になるかと思う。
普段はタッグを組んでいる二人だが、この戦いは純粋に見てみたい一戦だ。
特に金丸がパートナーのデスぺに対しどんなファイトを見せるのか？
個人的にはこの対戦で勝利し、ジュニアのタイトル挑戦への足掛かりとしてほしいと思う。
金丸義信のIWGPジュニアへの挑戦。
これを見てみたいのはきっと私だけではないだろう。
さて間もなく始まるBOSJ26。
今回の裏テーマにはヘビー級との差別化と
本当の意味でのジュニアの地位向上というモノがあるか考えている。
そのあたりにも注目し、今シリーズを追いかけていきたいと思う。
開幕戦は11.13（土）後楽園ホール大会だ。
