今週の木曜日の武道館大会で約1か月にわたり行われたG1も終わるが、
その後約2週間のPOWER STRUGGLEシリーズを挟み、
11月中旬からはジュニアの祭典であるBOSJが今年もこの時期に
WTLと同時に開催される。
ヒロムの提言したジュニアとヘビー級の論争もあり、
今年はよりこのBOSJに注目があつまりそうだ。
今年のBOSJの開催スケジュールを見てみると、
優勝決定戦以外にリーグ戦として11戦が組まれている。
↓
そこから考えると今回のBOSJの参加人数はおそらく12名の
1リーグ制で行われることは間違いないだろう。
上記にある星取表は昨年のBOSJのものであるが、
一見した限り今年出場しない選手は上村優也だけとなりそうだ。
つまり9選手は昨年同様の選手がノミネートされるかと思う。
その9選手を現在のユニットで分けると以下のようになる。
本隊 田口、ワト
CHAOS ロビー
LIJ ヒロム、BUSHI
鈴木軍 デスぺ、DOUKI
BC 石森、SHO
ではここからはこの選手たち以外に
今年ノミネートされそうな選手について考えていきたいと思う。
開催時点での渡航条件がどうなっているかは不明瞭だが、
今年も海外からの参戦が難しいとなれば、
YOH、金丸義信、ELPが有力かと考えられる。
YOHに関しては現在消息が不明となっているが、
そのままCHAOSから参戦となればユニットバランスも偏りがないし、
またこの潜伏期間を利用し、ユニットやキャラクターが変化したとしても
それは大きな話題になるので悪くはない選択と言えるだろう。
またその他の二人、金丸義信とELPに関してはもはや説明は不要だろう。
昨年はケガのため無念の欠場となった金丸義信だが、
このジュニアのレジェンドと言うべき男の実力は今更語る必要はないだろう。
タッグで見られるあの金丸無双と呼ばれるテクニックを、
このシングルでも見たいと思っているファンは数多くいるかと思う。
いまだ新日本のジュニアの頂点のベルトには手が届いていないが、
彼は多くのチャンピオンから逆に戦いたいと懇願される稀有な存在である。
もし金丸義信がその気になればその腰にベルトが巻かれることは大いにあり得る話だ。
このBOSJがそのきっかけとなっても誰も驚きはないだろう。
そして最後の一人ELPに関しても、新日本参戦後常に戦いの最前線に位置している。
また最近はインパクトなどにも参戦し活動の幅を広げている。
彼もまたタッグ王座は何度も戴冠したが、新日ジュニアの頂点のベルトは
いまだ手にしてはいない。
同じ外国人のロビーが先にそのベルトを保持したことは、
彼にとってもBOSJ制覇を目指す大きなモチベーションとなるだろう。
最近はヘビー級転向も噂されているELP。
もしかすると今回のBOSJがジュニアとして最後の参戦となるかもしれない。
その実力を考えれば、このトリックスターが今回のBOSJの主役となっても
こちらも大きな驚きはないだろう。
順当に考えれば昨年からの変化はこの3人が有力かと思うが、
はたしてどのようなメンバーがノミネートされるだろうか?
その発表を盛り上げるなら、直前のシリーズの最終戦となる
11.6大阪大会が最も適切かと思う。
昨年のヒロムvsデスぺの優勝決定戦はジュニア史上最高の戦いと言われたが、
今年もそれに負けない戦いが数多くみられることは間違いないだろう。