5.28大田区大会でのBOSJ30の優勝決定戦も終わり、
新日本プロレス上半期の総決算となるビッグマッチ、
ドミニンまでの大会がすべて終了した。
それに伴い先日公式よりドミニオンの全カードが発表されたので、
本日の記事はそれらについて進めていきたいと思う。
まず今大会はUS王座ナンバーワンコンテンダーマッチの
ウィル・オスプレイvsランス・アーチャーの戦いからスタートする。
オープニングマッチとは思えない豪華なマッチメイクであるが、
それは新日本プロレスが誇る選手層の厚さの証と言えるだろう。
さてこの試合は文字通り勝利した方が、ケニー・オメガの持つUS王座に
挑戦する権利を得るわけだが、そのタイトルマッチはおそらく
AEWとの合同興行、禁断の扉2で行われることとなるだろう。
今回のこの合同興行はケニーの地元であるカナダで行われるだけに
合同興行のメインを飾る可能性も大いにありそうだ。
そう考えるとこの試合はかなり大きな意味を持つが、
やはり自らがタイトルを奪われたオスプレイとしては
ここで負けるわけにはいかないだろう。
はたしてオスプレイは強敵であるランス・アーチャーを下し、
ケニーの元に辿り着くことはできるだろうか。
そして続いての第2試合はこの日唯一タイトルが関係していない
LIJとJust5Guysのタッグマッチである。
この試合に関しては大きなテーマがあるわけではないが、
注目は現在個人的に大きなテーマがない内藤哲也の動向というところだろうか。
またこの日メインに登場する辻陽太がLIJとどういう関係であるのかが
気になるところだが、ここで何か動きが見えてくるのかもしれない。
はたして内藤哲也、そしてLIJは我々に何を見せてくれるだろうか。
そして続いての第3試合から7大タイトルマッチが始まるが、
その先陣を切るのはIWGPジュニアタッグの戦いである。
この戦いは前王者のCATCH2/2が現王者のJETSETTERSに挑むリマッチという形だが、
BOSJの戦いを見れば挑戦者チームであるCATCH2/2の方が勢いがあるだろうか。
BOSJでは王者チームの二人は芳しい成績を残したとは言い難いが、
挑戦者のTJP、アキラに関しては多くの好勝負を見せ、
これまで以上にファンの支持を集めたといえるだろう。
よって個人的にこの一戦は挑戦者チーム有利かと考えているが、
はたしてその結果はどうなるだろうか。
続いての第4試合はこちらもリマッチとなる、
ザック・セイバーJr vsジェフ・コブのTV王座選手権である。
前回の対決では15分時間切れ引き分けと決着はつかなかったが、
まさに力と技を象徴する二人の戦いは見ごたえ十分であった。
その再戦が早くも実現したわけだが、おそらく今回は両者とも
短期決戦を狙い積極的に仕掛けてくることになるだろう。
はたしてこの試合に勝利するのはパワーのコブか、
もしくはテクニックのザックか、
二人は15分という限られた時間の中で濃密な戦いを見せてくれることだろう。
さてここまで前半戦の戦いについて進めてきたが、
第5試合以降の戦いについては次回の記事でまとめていきたいと思う。
引き続き次回以降もご覧いただければ幸いだ。