コロナ禍により平日開催となった6.7ドミニオンも無事に終了し、
新日本プロレスは6.14より新シリーズKIZUNA ROADが開幕する。
このシリーズはドミニオンで起こった抗争が展開されることとなるが、
その他にも多くの見どころがあると感じている。
そしてその筆頭は何と言ってもヤングライオン二人が行う、
チャレンジマッチと呼んでもいいシングルマッチ5番勝負だろう。
Yota Tsuji & Yuya Uemura embark on Kizuna Road singles gauntlets!
— NJPW Global (@njpwglobal) 2021年6月8日
Yota Tsuji 🆚
6/14: Tanahashi!
6/15: Taichi!
6/16: Okada!
6/22: ZSJ!
6/23: O-Khan!
Yuya Uemura 🆚
6/14: Suzuki!
6/15: ZSJ!
6/16: Tanahashi!
6/22: Taichi!
6/23: Ibushi!https://t.co/ozyB7CLvKr#njkizuna pic.twitter.com/smbz1wrsZr
上のツイートを見てもわかる通り、辻、上村両選手とも
後楽園ホール5大会でトップどころの選手たちとのシングルマッチが組まれている。
これをもってヤングライオン卒業となるかはわからないが、
このシングルマッチ5連戦は彼らにとって大きな試金石となるだろう。
この中で特に気になるカードと言えば、まずは初日に組まれた
鈴木みのるvs上村優也との戦いだろう。
このカードは以前から上村が対戦を熱望していたカードであるが、
長い熟成期間を経てついに実現する。
ファンからも期待が大きい上村であるが、その魅力がもっとも発揮されるのは
おそらくこの鈴木みのるとの戦いであるはずだ。
開幕戦の第一試合から壮絶な戦いが生まれることは間違いないだろう。
またもう一人のヤングライオン、
辻陽太にも魅力的なカードが組まれている。
以前から熱望していた内藤哲也との対戦は組まれなかったが、
付き人を務めている新日本のエース、棚橋弘至との対戦や
あのレインメーカー、オカダカズチカとのシングルが決定している。
特にオカダがヤングライオンとシングルを行うのはかなりレアであると思うので、
どのような戦いをするのか注目されるところだ。
また別の意味ではオーカーンとの
シングルマッチも気になるところだ。
少し前にはUEへの勧誘という素振りを見せていたオーカーンだが、
この戦いでどのようなことを仕掛けるのか?
また辻陽太はこれから先を見据えどのような選択をするのか?
そのような点でもこの戦いは注目されるところだろう。
それらを含め、ヤングライオン二人の戦いには注視していきたいと思う。
またユニットで見てみると、やはり注目されるのは
新王者鷹木信悟が在籍するLIJということになるだろう。
今シリーズのLIJはその鷹木信悟だけではなく、
内藤哲也、SANADAにはタッグタイトル挑戦に向けて、というテーマもある。
また先日のドミニオンで復帰間近を宣言したヒロムが、
今シリーズ後半戦にでも帰ってくれば、BUSHIにとっても選択肢は広がるだろう。
1.4の内藤哲也の2冠王座陥落から、タイトル戦線で厳しい結果が続いていたLIJであるが、
下の記事にもあるように今回の鷹木信悟のIWGP世界ヘビー級王座戴冠から
大逆襲が始まることは十分に考えられる。
今シリーズはいつも以上にLIJから目が離せないということになりそうだ。
この他にも発表されているシリーズ中盤までにタイトルマッチも
ジュニアタッグ、NEVER6人タッグと2試合行われることが決定している。
そして今後発表される終盤戦にはさらに追加されることもあるかもしれない。
今シリーズも熱い戦いが繰り広げられそうだ。