今シリーズ最終戦となるビッグマッチ11.5大阪大会。
例年1.4東京ドームへ向かう展開のキーとなる11月の大阪大会だが、
今年も大会前からかなり波乱含みの展開となっていた。
そんな11.5大阪大会であったが先日公式サイトより
ついに全カードの発表があった。
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この発表前までにもっとも物議を醸しだしていたのは
当初王者カール・アンダーソンvsヒクレオにより争われる予定であった。
NEVER無差別級選手権だろう。
この試合に関してはここまで当ブログでも何度か取り上げているが、
現在WWEのリングにも上がっているカール・アンダーソンの
ダブルブッキング問題があり、開催自体が不透明な状態であった。
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発表前までの状況を改めて説明すると、
新日本プロレス側は11.5大阪大会への参戦を拒否している
カール・アンダーソンに対し王座の返上を求めていた。
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【お知らせ】カール・アンダーソン選手が11.5大阪府立体育会館大会に来日を拒否した件に関しまして。来日しない場合、NEVER無差別級王座の返上を要求 | 新日本プロレスリング
しかしカール・アンダーソンに返上する意思はなく、
自分のタイミングで防衛戦を行うと宣言している状態であった。
つまり現状両者は真っ向から対立しているわけだが、
これがストーリー上の展開であるならば、
代替として行われる裕二郎とヒクレオの大戦時に何らかのサプライズが起こる
可能性は大いにあるだろう。
それが現時点ではどのようなことかはわからないが、
何が起きても不思議ではないかと思う。
はたしてWWEをも巻き込んだこの騒動の決着はどのようになるのだろうか。
そして次に注目されるのはやはりメインイベントで行われる、
王者ウィル・オスプレイvs内藤哲也のUS王座戦だろう。
もちろんこの二人の対決自体に新鮮味があるので、
試合自体も大いに楽しみであるが、
もう一つの期待はやはり1.4東京ドームで行われるであろう
次のタイトルマッチの挑戦者が誰なのか?というところである。
ここからは内藤哲也が勝利した前提の話となるが、
内藤哲也は少し前の東スポのインタビューの中で、
まだ逆転でのドームのメイン出場を諦めておらず、
そのためには新日本プロレスが判断力を狂わせるような挑戦者が必要と話している。
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これらのことを公のインタビューで話すということは
内藤哲也自身、すでにその候補となる相手が決まっているのかもしれない。
もし内藤哲也が勝利することがあれば、
リング上からその男の名前を叫ぶのかもしれない。
はたして新日本プロレスの判断力をも狂わせる挑戦者とはいったい誰なのか?
こちらに関してはさまざまな場所で多くの名前が挙がっているが、
いずれにしてもビッグネームであることは間違いないだろう。
そしてその最有力候補はやはり先日グレート・ムタとの対戦が決定した
WWEスーパースターのあの男であるはずだ。
思い起こせば中邑真輔が新日本プロレスを退団した時に
唯一歓迎ムードでなかったこの制御不能なカリスマが、
この大阪の地でこの男の名を叫ぶのか?
メイン終了後も目が離せない一戦となりそうだ。
その他にも1.4東京ドームでジュニアヘビー級のタイトルを争う4人が
タッグで対決するインクレディブルタッグマッチや
同じジュニアのタッグのタイトルマッチも行われる。
またAEWからIWGPタッグ王者のFTRも参戦を表明したことで、
電撃的にユナイテッドエンパイアの
コブ・オーカーン組の挑戦が決定した。
このように多くのタイトルマッチや話題が盛りだくさんの11.5大阪大会。
ドーム前最後のビッグマッチに相応しい
話題が盛りだくさんの大会となることは間違いないだろう。