今日は内藤哲也がノアとの対抗戦についてどう考えているのか?
またその対抗戦でどのように戦うつもりなのか?
そのあたりについて書いていきたいと思う。
ではまずは下の東スポの記事、そして12.22後楽園大会での
内藤哲也のコメントをご覧いただきたい。
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【新日本】内藤がノアとの対抗戦に言及 1・8横浜へ「〝お客さま〟を最高の状態でおもてなししたい」 | 東スポの新日本に関するニュースを掲載 (tokyo-sports.co.jp)
12.22後楽園大会コメント
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それからここまであまり口にはしてこなかったけど、1月8日、横浜アリーナ大会。今日、ちょっとインタビューがあったんでね。そこでも言ったけど、あの大会は『WRESTLE KINGDOM』、つまり新日本プロレスの大会なわけで、プロレスリング・ノアの選手は言ってみればお客様だよ。だって、新日本プロレスの大会にわざわざ来てくれるんだからね。『なんであんな奴らと一緒にやんなきゃいけないんだ』、『あんな奴らとやりたくねえよ』なんて、オレはそんなこと言わない。だって、来てくれるお客様だから。お客様をこれでもかっていうぐらいおもてなししなきゃね。そういう意味でも東京ドームでジェフ・コブに勝って、最高の状態でプロレスリング・ノアの選手たちをおもてなししたいと思いますよ。
(引用:新日本プロレス公式)
まず内藤哲也はファンの皆さんもよくご存じの通り、
新日本プロレス原理主義である。
つまり新日本以外のことは基本的に全く興味がない人間だ。
そんな内藤哲也であるため今回のノアとの対抗戦にも
興味を示さないのではと思っていたが、
上のコメントなどを見る限りは興味は持っているようである。
内藤哲也の考えをまとめると、1.8はWK16の一部、つまり新日本の興行なので、
そこに出てくれるノアの選手たちは言わばお客様ということだ。
そしてお客様であるからには最高のおもてなしをしなければならない。
話のつじつまが合っているのか、いないのかはよくわからないが、
内藤哲也的にはしっかりとお相手しますよ、ということなのだろう。
では内藤哲也が語るおもてなしとはどのようなものなのだろうか?
今回内藤哲也率いるLIJと対戦するのはNOAHの金剛である。
この金剛はリーダーの拳王を中心とした反体制ユニット、
いわばLIJと団体内での立ち位置は似たところがあると言えるだろう。
つまり今回の対抗戦ではそんな同じカラーを持つユニット同士が
対戦するというわけである。
では似たようなカラーを持つ相手に対しLIJはどのような戦いをするのか?
これはおそらく創設期に近いヒール寄りの戦いを行うのではないかと思う。
LIJが団体で最高の人気を誇るユニットとなって以降、
そのヒールっぷりは影を潜めている部分はあるが、
創設期は今のHOTのように乱入、反則を繰り返していたものだ。
これまでも海外での戦いなどではそのような姿を見せていたが、
LIJではおそらく初めてであろう外敵との戦いでは
そんな姿が見れるのではないだろうか。
内藤哲也の語る最高のおもてなし。
それはつまり制御不能な戦いという事かと思う。
1.8横浜アリーナではそんな彼らの姿が見られるのではないだろうか。