10.30有明アリーナで行われたノアのビッグマッチに
引退する武藤敬司の対戦相手として参戦した、
新日本プロレスの棚橋弘至、真壁刀義、本間朋晃。
そして他に新日本プロレスからは
この日の大会でもタッグタイトルを防衛した
小島聡が6月以降にノアに参戦を続けている。
つまり今年の1.8横浜アリーナで行われてから、
両団体はここまで何らかの形でつながりがあると言える状態だが、
今大会も出場選手のコメントを見る限りでは、
この両団体の交流は今後も継続するのではないかと感じる。
以下は真壁刀義の有明大会のコメントであるが、
明らかにこれからノアに乗り込むことを示唆している。
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オイ、稲村ジェーンだか、稲村だかなんだかわかんねえけど、あいつ面白えじゃねえか。ノアに勇気があったらの話だけどよ、リーグ戦でも何でも出させろ。稲村とやらせろ? 珍しいぞ。気に入った女以外にやらせろっていうのは珍しいからな。とりあえずどうかわかんねえけどよ、とにかく稲村を新日本に出稽古させるか、俺がこっち来て叩き上げてやるから。面白えじゃねえか、コノヤロー。
なんでかわかるか? アイツを育てようなんて思っちゃいねえんだよ。アノヤロー、生意気な態度取るからよ、アイツの鼻っ柱を木っ端微塵に砕いてやる。いいか、第一線とよ、第二線、第三線、そのうちわからしてやる。
いいか? 稲村だか、稲村ヶ崎だか、稲村ジェーンだか、わからねえけどよ。いいか、ノアの責任者いるだろ? 俺を出すか、稲村を出させるか。どっちだ? 俺を呼んだほうがいいだろうな。客来るしな。どうだ? 考えてみな。オメーらのクソみてぇなちっちぇえ脳味噌で考えてみろ、コノヤロー。言いたいことはそれだけだ。わかったか、コノヤロー
この真壁の発言をストレートに考えると、
これから年末にかけて真壁やこの日ともに出場した本間朋晃の
NOAHへの登場は大いに考えられるところだ。
世間的な認知度も高い二人の出場はノア側から見てもメリットはあるだけに
今後の彼らのNOAHマット出場の可能性は高いと考えられるだろう。
このように友好的と言っていい交流が続く両団体であるが、
そうなるとファンが期待するのは
今年年頭に行われた交流戦の第2弾ということになるはずだ。
前回の交流戦でも多くの対決が行われたが、
両団体とも豊富な選手層を誇るだけに
まだまだ楽しみなカードは残されている。
また前回の対抗戦のメインで苦汁を飲んだ清宮海斗が
その後紆余曲折を経て現在はノアの頂点のベルトを保持しているだけに
もし再び対抗戦が実現すれば、当時厳しい言葉を投げかけられた
オカダカズチカとの再戦も期待されるところだ。
また2023年も同じようにWKの後に行われるのならば、
共に団体最高峰の王者としての対決が実現する可能性もある。
またここで拳王が言っていた、
新日本プロレスで戦わなければいけない相手との対決も
実現する可能性があるだろう。
はたして武藤敬司という稀代のプロレスラーを媒介とし、
再び両団体が本格的に交わることはあるのか?
現時点では私の妄想でしかないが、今後の展開に注目しておきたいと思う。