(東スポWeb)
本日優勝決定戦が行われる新日本プロレス、春の最強トーナメントNJC2024。
その優勝決定戦には後藤洋央紀と辻陽太が進出したが、この組み合わせを予想した
ファンの方はそう多くはないだろう。
両者ともある意味、この優勝決定戦に進出したことは、
番狂わせとも言える展開であるが、その中で期待値が高いのは、
やはり新世代の辻陽太の方であろう。
そんな辻陽太は1回戦から4試合を勝ち抜き、決定戦にまで進出したが、
準決勝の相手は現NEVER無差別級王者のEVILであった。
さてEVIL率いるHOTといえばシングルマッチにも介入してくるのが常であるが、
もちろんこのNJCにおいても、それは変わらず続けられていた。
よってこの準決勝でも例によってメンバー全員が介入してきたのだが、
辻陽太の在籍するLIJのメンバーもそれに対抗するように登場し、
HOTと対抗する形となった。
しかしその中で違和感を感じたファンも多かったのではないだろうか。
そう、それは内藤哲也が今回のHOTの乱入には全く登場しなかったのだ。
ではなぜ内藤哲也は今回の乱入劇に参加しなかったのかだが、
それについて東スポインタビューで語っている。
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【新日本】内藤哲也 LIJとH.O.Tの乱闘に加勢しなかった理由「逆の立場で考えたら…」 | 東スポWEB
言ってみれば俺への挑戦者決定トーナメントですからね。例えばですけど逆に鷹木がチャンピオンで俺がトーナメントに出ていたらどうかと。いくら対戦相手が先に反則をしたからといって、チャンピオンの助けがあって優勝したとしたら、俺は果たして優勝トロフィーを自信をもって受け取れるのかなと
逆の立場で考えたら俺は手を出すべきじゃないんじゃないかと。他のメンバーに関しては彼らの意志があるでしょうから判断に任せましたが、俺は動いてはいけないなと控室のモニターで見届けることを決めました。そもそもEVIL、H.O.Tの戦い方ってああいう戦い方ですから。それを分かった上でどう勝つかっていう部分も見たかったし
つまり内藤哲也は今回のNJCは自分自身への挑戦権がかかっているため、
同じユニットと言えども、自分が助けることはその選手にとっても良くはない、
自信を持って優勝トロフィーを受け取れないのではないか、と考えたということだ。
たしかに改めて考えるとそれは正論であり、
だからこそ多くのファンも納得したのではないだろうか。
そして同インタビューで内藤哲也は優勝決定戦についてはこう語っている。
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準決勝を見ている感じだと、何か『後藤待望論』みたいなものは感じるなと。確かにここ最近はずっとタッグ戦線にいましたし、シングルでの戦績はあまり目立ったものがなかった印象が強いんですけど。後藤への期待感を感じましたね」としながらも「ただ陽太の今回のトーナメントを見ていると、すごく安定しているなと。負ける姿を想像できないので。今の陽太は止められないんじゃないかと思ってますよ
これを見る限り、以前から待望論が根強くあった後藤洋央紀に対するファンの支持は
感じるが、今回のNJCの辻陽太の戦いを見ると今の後藤に対して負ける姿が
想像できないと話している。
これはおそらく多くのファンも同様の考えと思うが、
はたして今年のNJCを制し、内藤哲也への挑戦権を得る事ができるのは
どちらになるだろうか。
そんなNJC2024優勝決定戦が行われる長岡大会は、本日17時よりスタートだ
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