3.18ビッグパレットふくしまで行われたNJC2024の準決勝戦。
その準決勝はEVILvs辻陽太、そしてSANADAvs後藤洋央紀の間で行われ、
その結果、辻陽太と後藤洋央紀が決勝戦進出を果たした。
この二人が決勝で対決することを予想できた方は決して多くないと思うが、
その要因としては、春男と呼ばれていた後藤洋央紀の活躍があるだろう。
上述したように春男と呼ばれ、NJC3度という最多優勝を誇る後藤洋央紀だが、
最後の優勝は2012年であり、近年はヨシハシとの毘沙門でのタッグでの活躍が
目立ち、年齢的な事も考えるとシングルでの活躍は難しいのではと思っていた。
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(歴代のNJC優勝者はこちら)
NEW JAPAN CUP | 歴代チャンピオンクラス | 新日本プロレスリング
つまりシード選手ではあったが、今年45歳となる後藤のこの活躍は、
ある意味番狂わせであったと言えそうだ。
これには他にも要因があり、それは同じブロックで有力視されていた
デビッド・フィンレーが後藤との戦いを前に体調不良で戦線離脱したというものだ。
この事象を考えると、プロレスとはまさに生身の人間が行っていることが
再確認できるが、このラッキーとも言える状況を活かすのも、
プロレスラーの一つの能力とも言えるだろう。
さてこのようなこともあり、明日の20日長岡大会の決勝戦では、
辻陽太と後藤洋央紀という新鮮な組み合わせのカードが実現するが、
優勝に近いと言えるのはやはり辻陽太の方であろう。
ここまで辻陽太は初戦のジェフ・コブ、エル・ファンタズモ、
成田蓮、EVILという多士済々のメンバーを破り、
改めてその実力をファンに見せつけた。
そう考えると新世代で初の勲章を得る可能性が高いが、
後藤洋央紀もそれを阻止しようと、この日語った”底力”を見せつけるだろう。
それを辻陽太の新世代の旗手としての覚悟”が上回るのか、
そんな二人が戦うNJC決勝戦は明日20日、アオーレ長岡で17時スタートだ。
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■『NEW JAPAN CUP 2024』 <決勝戦>
3月20日(水・祝) 15:30開場 17:00開始
新潟・アオーレ長岡
☆対戦カード
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