ひーじゃープロレスブログ

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新日本プロレス メイ社長 週刊プロレス緊急インタビューを読んで

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 (出典:新日本プロレス公式)

 

先週発売された週刊プロレス内で、新日本プロレス

メイ社長の緊急インタビューが掲載された。

 

 

この想定外の状況の中で業界の盟主を率いている立場である

メイ社長は今何を考えているのか。

今回の記事ではそちらについて書いていこうと思う。

 

目次

 

 

無観客試合についての考え

 

今回のインタビュー内で無観客試合についての考えを語っていた。

それは大まかにいうと以下のようにまとめられる。

 

・無観客試合では最高のモノを提供できない。

・多くのレスラーが無観客試合に対し否定的であった。

・多くのファンも同様に否定的であった。

 

このような意見の元、新日本プロレスは他団体とは異なり、

無観客試合を行う方針を取らなかったということだ。

 

 

そしてそれ以外にできることということで、

Togetherプロジェクトを開始したわけである。

 

 

その中で通常ファンと接することのないロスインゴの企画や、

DVDでしか見ることのできないケイオスの企画などを行い好評であったと聞いている。

またこれまで見ることのできなかった試合映像も随時配信中である。

 

 

しかしここにきてファンの思いが変わってきていると

メイ社長は感じているようだ。

 

 

その変化とは2か月近く試合がなくなったことにより、

ファンは試合を見たがっているという思いに変化したということである。

 

 

そしてこの機運が高まると、ファンの思いを形にすることに敏なメイ社長であれば、

近々無観客試合の映像配信が実施されると大いに期待できる。

 

 

無観客試合に関してはどのようなクオリティーのモノができるのかはわからないが、

それは実際に行ってみないと答えは出ないと言えるだろう。

 

 

いつ通常の興業が開催できるのかわからない今、新日本プロレスとしても

会社としてできることを考えていくしかないはずである。

 

 

そう考えると無観客試合も

形を変えたTogetherプロジェクトと言えるのではないかと思う。

 

 

新日本プロレスの現状とこれから

 

これもインタビュー内で語っていることだが、

強固な親会社がいる新日本は経営的にもしばらくは大丈夫だろう、

という部分に対しての発言である。

 

 

確かに木谷オーナーの協力、そしてこれまでの内部留保などにより

今すぐに危機に陥るということはなさそうとのことだ。

 

 

ただ会社規模が大きいということは当然出ていく固定費も大きいわけである。

すなわちそれは新日本プロレスであっても安泰ではないということだ。

 

 

インタビュー内でメイ社長が『倒産』という言葉を使っていたが、

これは少なからず衝撃的であった。

 

 

トップとすれば当然の考えであるが、これだけ隆盛を誇っている新日本プロレスでも

この状況が続けば現実的に起こりえるかもしれないということである。

 

 

また話は変わるがメイ社長はこうも言っていた。

『他団体の状況は耳にしているが、共存するという考えはない。』

という趣旨の発言だ。

 

 

メイ社長がこのような考えを持たれていることは、少々意外であったが、

単純に他団体のことまでは考えていられないということだろうか。

 

 

または事業会社のトップという視点でみれば、他が弱体化すれば、

それは更なるビジネスチャンスとなるわけであるので、

より1強体制を盤石にするという方向で進むということなのだろうか。

 

 

どちらにせよ新日本プロレスはこれまで通り我が道を行くということに他ならない。

 

 

そして最後はこれからの新日本の流れについて少し語っていた。

端的に言うと、秋以降にこれまで中止となった分を行いたいということである。

 

 

同じ場所、同じ規模というわけにはいかないかもしれないが、

これはファンからしてみれば朗報であることに間違いはない。

秋口までに状況がある程度改善されていれば、きっと実現することになるであろう。

 

まとめ

 

この平時ではない状況を乗り越えるには、

リーダーとしての資質がより問われることになるだろう。

現状は数々の困難を乗り越えてきたメイ社長にとっても、簡単な話ではないはずだ。

 

 

しかしメイ社長はこう思っているのではないだろうか。

ピンチはチャンス。

そう、いかにこの状況をプラスにするかを考えているはずだ。

 

 

ピンチの時こそ楽しめ、とはビジネスではよく言われる話であるが、

まさにそのような気持ちで、日々見えない敵と戦っているのではないだろうか。

 

 

きっとメイ社長ならこの未曽有の事態も乗り越え、

新たなステージへ新日本プロレスを導いてくれるだろう。

そんなことを期待し、今回の記事を終わりたいと思う。

 


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では今回も最後までお付き合いありがとうございました。

 

 


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