当記事を執筆している5月中旬現在、興行がストップしている新日本プロレス。
上に添付した公式サイトのスケジュールも、これから先の記載はない状態だ。
現状では6月6日までの中止が決定している。
しかし先日メイ社長が行った緊急会見の中で、今後のことが話されていた。
それは開催時期は断定していなかったが、まずは無観客試合を行い、
その後キャパシティーの半数程度の動員での興行を行うということであった。
(緊急会見のニュースはコチラ)
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そこで今回の記事では一体いつから新日本プロレスが動き出すのか?
そのあたりを想像も交え考えていきたいと思う。
まず大きなポイントはコロナウイルスによる緊急事態宣言が、
全国で解除されるということではないだろうか。
現状では5月31日に設定されているが、
感染数の状況によっては少し早まる可能性も示唆されている。
(5月21日に行われる予定の専門家会議後に判断されるとの事。)
よって現在の予定通り5月末、もしくはそれ以前に緊急事態宣言が解除されれば、
新日本プロレスとしても大きく公に動き出すと思われる。
しかしこれは想像であるが、元々のBOSJの最終日であった
6月6日までは無観客試合を含む興行は行われないように思う。
理由としては諸々のことが考えられるが、思いつく限り言うと、
・BOSJの代替案として、6月6日までのテレプロ企画を発表している。
・中止になったとはいえ、元々あった社内スケジュールの移動は難しいと思われる。
・財務的にそこまで焦って行う必要性がないこと。
・クオリティーを維持するための準備期間が必要であること。
などが挙げられるかと思う。
よって本格的に新日本プロレスが稼働するのは、
6月2週目の本来ドミニオンが開催予定であった週からと思っている。
そしてまずはいきなり観客を動員しての興行ではなく、
無観客試合、すなわちTVマッチからのスタートが現実的かと思う。
選手はみんなもちろんプロレスラーではあるが、
3か月超の間、実戦ができなかったことはケガなどの理由以外では
初めての経験であるかと思う。
またケガの場合は個人のみであるが、今回のケースは全員がそれに該当する。
全レスラーが3か月以上の試合を行っていないわけであるので、
実戦感を取り戻す意味でも、何回かのトライアルが必要であろう。
練習は個々人で出来る範囲のことを行っているだろうが、
100回の練習より1回の試合という言葉があるように、練習と試合は違う。
いわば野球でいうところのオープン戦が必要ということだ。
上述したことなどを考えると、おそらく6月中は無観客試合を
何度か行う時間に使うのではないだろうか。
そして観客を動員しての興行は7月の北海道シリーズからと思っている。
下記は2月に発表があったニュースであるが、
この7月11日の大会から本格的な再開となるのではないだろうか
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もちろん開催可能となっていれば、この北海道シリーズの前に、
首都圏などで有人の興行を行いたいとは考えているだろう。
しかし首都圏という場所的に現在、開催を発表することはリスキーである。
おそらく今後事態が進めばサプライズ的に発表があると思われる。
今回書いたことがもし現実となれば、
まもなく新日本プロレスの戦いが見れることになる。
過去の映像ではなく、現在進行形の新日本プロレスの戦いが
いよいよ帰ってくるということだ。
世間の動向が通常通りに戻りつつあるように、
エンターテインメント業界もこれから、少しづつ動き出すことだろう。
自粛が長く続いた後に必要なことは、人々の笑顔や感動であると思う。
それらを我々に提供してくれるであろう新日本プロレスの再開をもう少しだけ待とう。
きっと再開したその時は笑顔と感動の雨が降ることになるはずだから。
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