(出典:新日本プロレス公式)
Coming soon...#NJPWTogether pic.twitter.com/1araUkdfIf
— EVIL (@151012EVIL) 2020年3月17日
皆さん、上のEVILのツイッターをご覧になっただろうか?
闇の王がどうやらTogetherプロジェクトに降臨するようである。
これはEVILファンとしては楽しみすぎる情報ではないだろうか。
記事執筆時点では、ツイッターのアップ以降情報は更新されていないので、
詳細はいまだ不明である。
よってその内容がEVIL単独の企画なのか、誰かとのコラボなのか。
またインタビュー形式なのか、対談形式なのかなどもわかっていない。
個人的にはツイッターの動画では、EVILが一人で話している場面があったので、
ロスインゴ加入後からこれまでを振り返るスタイルかではないかと予想している。
よって当記事ではロスインゴ加入後からのEVILを振り返ってみようかと思う。
2015年10月、2年間の海外修行を終え、内藤哲也のパレハとしてEVILは誕生した。
後に内藤哲也は語っているが、このEVILの加入が
ロスインゴの最初のターニングポイントであった。
それもそうだろう。
それまで一人でロスインゴを展開していた内藤哲也にとっては、
初めてユニットメンバーを加えるわけである。
しかも当時のEVILはファンの誰もが知らない存在である。
ファンが知っているのは、EVIL以前のヤングライオンとしての姿だからだ。
この当時を客観的に見れば、ユニットとして飛躍する可能性は正直微妙であったと思う。
つまりこの二人の結託は内藤哲也そしてEVILにとって大きな賭けであったというわけだ。
ファンにインパクトを与えないと俺たちは終わる。
当時はそんな緊張感を常に持っていたようだ。
これは想像であるが、そんな緊張感の中二人は多くの事を考えただろう。
そしてそれをすぐに実行しお客様の反応を探っていたはずだ。
つまり二人は実践でトライアンドエラーを繰り返していたわけである。
同時にリング外でも言葉を発し続け、ファンにインパクトを与え続ける努力を続けた。
そして結果はご存知の通りこの賭けに勝って、圧倒的な人気ユニットとなったわけだ。
現在も続く隆盛は、結成当初の二人の行動の賜物であるともいえるだろう。
新日本プロレス NJPW EVIL シックルペンライト(パープル)
一方個人としてのEVILの5年間はどうだろうか。
ご存知の方も多いかと思うが、SANADAとのタッグでは、
WTL2連覇、そしてIWGPタッグのチャンピオンに輝くなど実績十分である。
他方シングルとなると、これは本人としてはかなり不満足であろう。
まずは新日本のレスラーであれば誰もが目指すベルトであるIWGPヘビー。
タッグパートナーのSANADAは昨年、複数回の挑戦があったが、
EVILは2年前に一度挑戦しただけで、ここ2年以上戴冠はもちろん挑戦すらない。
また他のベルトに関しても、実際に戴冠したのは短期間NEVERを巻いただけだ。
その実力の高さは誰もが認めるところであると思うが、
現実としては今一つ殻を破り切れていない現状である。
またここ最近は、大事なシングルマッチでことごとく敗れており、
勝負弱いというイメージを持っているファンも多いかもしれない。
今回のNJCはそのすべてをダークネスに覆すチャンスであったのだが、
それも現在は行われるかどうかさえ不明瞭である。
つまりシングルではまさに真っ暗闇の状態であるのだが、落ち込んでいる暇はない。
ユニットの周りを見ると、2冠王二人と絶対王者のライバルがヘビー級にいる。
自粛前の後楽園大会で、EVILがそのベルトをじっと見つめていた光景が忘れられない。
あれはEVILなりの決意表明であったかと思う。
幸いロスインゴは同門対決上等のユニットである。
そしてむしろチャンピオンもそれを望んでいる。
つまりEVILにとってはこの状況は実は大チャンスなのだ。
あとはその手でベルトを奪うのみである。
その時は全員がこの言葉を叫ぶ時だ。
『This is EVIL ! Everything is EVIL ! 全てはEVILだ!』
新日本プロレス NJPW EVIL ダークネス 魔法陣ライト(LEDハンディファン)
では最後までお付き合いいただきありがとうございました。