先日東京スポーツ紙上で、オカダカズチカが現在宙に浮いている
NJC開催に関して持論を語った。
新日本内で大きな発言力を持つレインメーカーは
NJC開催に関しどのような提案をしたのだろうか。
意見をことごとく却下される内藤哲也とは違い、
オカダの発言は会社も聞き入れる可能性が高いはずだ。
その点から見ても要注目である。
さて今回のインタビューでのオカダの提案はまとめるとこういう事であった。
①次期シリーズでの代替開催
②両国で特別ルールでのワンデートーナメントでの開催
上記の2つを提案している。
まずは次期シリーズである、どんたくシリーズでの代替開催である。
以下の記事に書いたが、常識的に考えるとこの線が濃厚であるだろう。
大会数を見ても十分に可能ではないだろうか。
(個々の会場規模には差があるかもしれないが。)
最終戦も福岡国際センター2連戦なので、準決勝、決勝を行うには最適である。
もしそのようになれば優勝者との2冠戦はドミニオンでという事になるだろうか。
毎年多くのタイトルマッチが組まれる、どんたくシリーズのビッグマッチだが、
今回のピンチを逆手にとって、普段見られないトーナメントが提供できると考えれば、
多くのファンもきっと納得してくれるだろう。
今後の軸を2冠戦線と考えるなら、やはりBSOJの前に次の挑戦者を決め、
展開を作っておきたいところだ。
そのためにもNJCの開催は必須という事になるのでこの案が第一候補となるだろう。
しかしプロレス的に面白いのは2番目のワンデートーナメントの方である。
開始一発目の両国で行えば、大会再開の大きな目玉となり、
かつ今後に向けての起爆剤になりえるだろう。
簡単にワンデーと言うが32人が出場であれば、
優勝決定まで擁する試合数は31試合となる。
常識的に考えれば、一日で到底行われる試合数ではないことは明白だ。
しかしプロレス的に考えれば、だから面白いともいえる。
オカダが言うように特別ルールの試みもやってみればいいと思う。
オカダ言う1カウント以外にも、5分1本勝負、オーバー・ザ・トップロープなど
短時間で決着つくルールはいろいろあるだろう。
ファンにアイデアを求めるなどすればより一体感も増すはずである。
『一寸先はハプニング』。
これは創設者アントニオ猪木の名言であるが、今こそこの言葉を思い出そう。
ハプニングを楽しんでこそプロレス。ピンチをチャンスに変えてこそプロレス。
新日本はそんな歴史を繰り返してきたはずだ。
そしてもう一つアントニオ猪木の名言を書いて今回は終わりたいと思う。
道
この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ。行けばわかるさ。
(引用:アントニオ猪木)
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。