1.21横浜アリーナで行われた新日本プロレスvsノアとの対抗戦、
レッスルキングダム17横浜アリーナ。
そこでは近年のプロレス史に残ると言っていい様々な出来事が起こった。
そのこの日起こったサプライズの中で特に注目すべきはこの二つの出来事かと思う。
その二つとは、一つは空席であった武藤敬司の引退試合の相手が内藤哲也に決定したこと。
そしてもう一つは両団体のヘビー級のチャンピオンである
オカダカズチカと清宮海斗の間に大きな遺恨が生まれたことだろう。
それではまず最初にプロレス界のレジェンドである武藤敬司と内藤哲也について
始めていきたいと思うが、それはメイン終了後に勃発した。
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【最後の最後にビッグサプライズ…!!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2023年1月21日
『WRESTLE KINGDOM 17 in 横浜アリーナ』
「熱い、熱い試合をやろうぜ!」
なんと武藤敬司が、“引退試合の相手”に内藤哲也を電撃指名…!
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金剛との5対5シングルマッチの大将戦で拳王に勝利した内藤哲也は
横浜アリーナ初となるハポン締めの後、解説席にいた武藤敬司の元へ行き
視線を合わせた。
その時内藤哲也は言葉を発することなく花道へ引き上げていったが、
その後武藤敬司がリング上に登場し、自らの言葉で引退試合の相手に内藤哲也を指名した。
自身がファン時代に憧れ、プロレスラーになるきっかけを作った選手からの指名。
内藤哲也からすれば断る理由はないが、そこは今の内藤哲也流の返答で、
リング上では明確に返答しなかった。
しかし武藤敬司引退試合でのこの両者による対決はもはや決定的だろう。
これにより内藤哲也は今年の1.4では叶えることができなかった、
東京ドームメインの出場を達成することになるが、その心中はどのようなものだろうか。
2023年2月21日、二人の天才が交差したとき、その先には何が生まれるのだろう。
プロレスファン必見の対決まで残り1か月だ。
そして次はもう一つのサプライズ。
ある意味プロレス的にはこちらの方が興奮したであろう、
オカダカズチカと清宮海斗による遺恨勃発だ。
試合前からはやる清宮海斗に対しオカダカズチカは目を合わせることなく、
スカしていたのだが、その場面はオカダが稲村を攻めているときに勃発した。
カットに入った清宮を依然無視していたオカダだが、
それに怒った清宮が死角からの顔面蹴りをオカダに対し放った。
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これにブチ切れたオカダがその後清宮海斗を追いかけ場外戦が続き
試合は無効試合となったわけだが、戦前この試合がこのような流れになることを
予想してファンは皆無であっただろう。
もちろん私もこんな展開は予想していなかったが、
プロレスファンとしては大歓迎の流れである。
こちらに関しても正式決定ではないが、ここで終わりということは考えにくく、
遺恨決着戦となるシングルマッチが組まれることになるだろう。
その舞台はおそらく早ければ来月の武藤敬司引退試合が行われる東京ドーム
になるかと思うが、王者同士の禁断の対決は組まれるのか。
こちらの展開にも注目知っておく必要があるだろう。
さて今大会ではその他にも今後につながる多くの動きがあったが、
それはまた別の機会に書きたいと思う。
そちらも引き続きお楽しみいただければ幸いだ。