ここまで2冠王座、そして前回はNEVERとUSヘビーについて考えてみた。
今回は世界最高峰と言われるジュニアヘビー級について書いてみたいと思う。
(以下関連記事)
WK14でジュニアのカリスマが引退し、
新時代のカリスマと言われる男が王座を獲得した。
2020年はジュニア新時代のはじまりと言えるだろう。
IWGPジュニアヘビー級王座
(出典:新日本プロレス公式)
WK14にてオスプレイを破り、再びベルトさんをその手に取り戻した高橋ヒロム。
そしてその初防衛戦は、因縁の相手であるリュウ・リーである。
この二人の因縁はいまさら説明は不要だろう。
2018年7月7日、二人の運命を大きく狂わせたあの試合のケジメがついに決着を迎える。
そしてこの二人の戦いにセンチメンタルな感情は必要ないはずだ。
ヒロムの言う通りファンはただこの二人の試合を楽しむことが正解であると思う。
これまでの二人の戦いはご存知のとおり限界を超えたと言われていた。
そして今回の戦いはそれらをさらに超えることが出来るだろうか。
プロレスを心の底から愛する二人。
そしてプロレスは危険であることも承知している二人でもある。
そんな二人が紡ぎ出す、新日ジュニア新時代の最初のタイトルマッチは
どんなことになるだろうか。
それはやはりファンの想像の上をいく戦いになるのではないかと思う。
またその姿を見せることが、プロレスラーとしての二人のプライドではないだろうか。
もちろん危険を冒してという意味ではないことを念のため記載しておく。
IWGPジュニアタッグ王座
(出典:新日本プロレス公式)
ジュニアタッグの現在のチャンピオンは1.5 WK14にてベルトを奪取した3Kである。
そして次期挑戦者は3Kから1.6の4way戦で勝利した、デスぺ、金丸組である。
まずは3Kについて少々書いてみたいと思う。
これまで複数回このジュニアタッグのベルトを巻き、
そしてジュニアタッグリーグも3連覇している3Kだが
ファンの評価はそれに見合ったものであるとは思えない。
ファンに愛されるチャンピオンを、『ピープルズチャンピオン』というが、
残念ながら3Kはそうではないようである。(3Kファンの皆様には失礼だが)
つまりチャンピオンになっても、優勝しても、『また3Kか。。』と多くのファンが
感じているのではないだろうか。
それは会社からの推しが見え隠れすること起因するかと思うが、
プロレスファンはそういう部分にはかなり敏感である。
ストーリー性があればまだ納得できるが、なければなおさらである。
3K最大の課題はその唐突感をいかにストーリーに変えることかと思う。
そうでなければ以前から声が挙がっているようにチームは。。。となるだろう。
では話を戻すが、以上のような理由から
今回のタイトルマッチでは鈴木軍にぜひベルトを取り戻して欲しいと思う。
ジュニアというカテゴリーである以上、人数が限られるため多少のマンネリ感はあるが
このヒールの職人タッグの相手は事欠かないだろう。
前王者のバレットクラブ 石森・ELP、ロスインゴ ヒロム・BUSHI
ケイオスのオスプレイ・ロビー(BOP)など、多士済々である。
そして鈴木軍の二人なら、試合でファンに素晴らしい作品を魅せることは確実である。
また話題性とすればヒロムがジュニアタッグまで獲得すれば、
師匠の内藤哲也同様、2冠王者となる。
新日ジュニア新時代のカリスマと呼ばれるのなら、その展開もおおいにありかと思う。
ここまで連続3記事を通し、自分の願望や予想を含めたタイトル戦線のことを書かせてもらった。
書いてみた感想は、やっぱりプロレスのことを考え想像するってことは最高に楽しいってこと。である
記事の初めに前2記事も貼り付けているので、そちらもご覧いただければ幸いだ。
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。