2020年夏 プロレス界に何かが起こるのか
まずは上の記事をご覧いただきたい。
先日、2019年度プロレス大賞授賞式が行われたのだが、
その席上でMVPを受賞したオカダカズチカがある提案をぶちあげた。
それは『団体の垣根を超えたオールスター戦』だ。
この件で注目すべきは提唱者がオカダカズチカであるということだ。
業界ナンバーワン団体のトップ選手が言ったということには重みがあると感じる。
これまで過去に何度か実施されたことはあるが、各団体間のしがらみなどもあり、
話が立ち消えになってしまったことは、おそらく数えきれないくらいあるだろう。
しかし今回はあのオカダカズチカが語ったということを考えると、
新日本としても無下には出来ないだろう。
よって実現の可能性も大いにあるのではないだろうか。
新日本プロレスのスケジュールを見ても、
東京オリンピックを避け秋にG1を移行した。
すなわち夏の間のスケジュールが現在は表面上白紙であるということだ。
(G1は10月の両国3連戦のみ発表済み)
何かを仕掛けるにはもってこいの状況であると言えるだろう。
先日メイ社長がこう言っていた。
新日本プロレスは一つステージが上がったと。
そうであれば業界全体を巻き込みオリンピックに対抗し、
ビッグイベントを仕掛けることも考えられるのではないだろうか。
すでに水面下では交渉などが始まっているのかもしれないが、
メイ社長の手腕をもって久しく行われていない
オールスター戦をぜひ実現して欲しいと思う。
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出場が期待される選手は誰だ
正直最近は新日本プロレスしか追いかけていないということもあるので、
他団体のことは各ニュースで知る程度だ。
(ドラゴンゲート、スターダムは地上波などで見る程度である。)
よって詳しいことはまったく言えないが出場が期待される選手を、
自身が知る限りの範囲で書いてみたいと思う。
まずはオカダも口にしたが、全日本のトップそしてノアのトップである二人。
今回も各賞を受賞した宮原健斗と清宮海斗である。
宮原は現在も全日本の至宝である三冠王者であるし、
清宮は最近ベルトを手放したが、1年間ノアの至宝であるGHC王者であった。
この定義が今は正確と言えるかははわからないが、
メジャーと言われている団体のトップの二人にはぜひ参加してほしいところだろう。
また女子プロレスの参戦もファンに広く楽しんでもらうということや
お祭りと意味では必要ではないだろうか。
現在の時流を考えても男子だけで行うというのは逆にナンセンスであると思う。
そうなればやはりグループ会社であるスターダムの出番となるだろう。
すでに今回のWK14でもダークマッチで新日本参戦を果たしたが、
オールスター戦であれば正式参戦もまったく問題ないであろう。
あと、実質業界ナンバー2の座を争っている言われる、DDT、ドラゴンゲートよりも
参戦可能となればさらに充実したメンバーとなるのではないだろうか。
また別の意義としては各団体が一つの大会に集まれば、
その団体や選手を応援するファンも当然そこに集まることになる。
このオールスター戦で普段見ることのない団体の試合を見て、
別の団体や選手のファンにもなれば業界全体がさらに活性化することになる。
まさにwin-winの関係と言えるだろう。
上記のようにこのオカダが提唱したオールスター戦を
実施する意義は十分すぎるほどあると思う。
そしてオカダが言うところのオリンピックより記憶に残るイベントになるように
多くの団体が一致団結し、協力してほしいと思う。
全てはプロレス界の発展のために・・。
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。