コメントの裏に隠された本音
(出典:新日本プロレス公式)
11.3大阪大会のNEVER選手権にて、石井智宏を下したKENTA。
そしてその大阪大会でのコメントを以下に記載します。
KENTA「めっちゃ怒ってた…。あんなこと言わせるからめっちゃ怒ってたじゃん…。そりゃ怒るよね、どこの誰だかもわからないやつに変なこと言われて……。いやぁ……キツかった。でも、誰勝ったの? TOMO?(カメラが間違って頷く)勝ったのTOMO……?(カメラが頷く)勝ったのTOMOじゃないだろ! 何言ってんの、勝ったのTOMO?(カメラが否定)いや、ちょっと頼むよ(苦笑)。『ウン』しか言わないと思ったら、手を抜いたな!(カメラが否定)。いやーでも……キツかったな今日。でも凄くシリーズ通して楽しかった、純粋に。まあTOMOの…おかげかな。まあこれでTOMOとの物語はとりあえず、最終回になっちゃうわけだけど。また機会があれば、また……絡むこともあるだろうし、なければないし。いや、あの普段から割となんだろう。アメリカ行って、何も残せなかったヤツって言う言われ方する時は、やっぱりあるんだよね、どうしても。でもそれは事実だから、別にそこに対して何も反論とかするつもりないし、それは事実だし。でもいま俺は新日本で“新しいチャレンジ”前向いてやってるから。そこを否定されても、どうしようもないもんね、変えられないし、別にそれはそれだし。でもそのへんで文句言ってるヤツって結局、何か自分で挑戦したこと、本気で挑戦したことないヤツでしょ、たぶん。そうだと思う。誰か挑戦する気持ちがあるんだったら、そんなこと人に言わないもんね。まあとにかく、今日このシリーズ通して、またさらにまあいい感覚掴んで来てるからね。まあ、次のシリーズまた、楽しみにしていて欲しいし。また次のシリーズは会いに来てくれる?(カメラが頷く)約束だよ?(カメラが頷く)もうTOMOと俺、間違えない?(カメラが頷く)……イメージビデオかよ、だからコレ! 安いヤツ! (立ち上がりながら)まあ、とにかくこのシリーズ通して何を言いたかったかって言うと、まあ1回の失敗ぐらいまた立ち上がればいいってこと。違う違う違う違う、もう1個あった! YOSHI-HASHIはブスってこと! ブスはブス‼」
(引用:新日本プロレス公式)
最後はYOSHIHASHIネタやイメージビデオか!といって、茶化してはいますが、
中盤あたりの、
『今シリーズ、楽しかった』や
『文句言っているヤツは本気で挑戦したことがないヤツ』
『いい感覚を掴んできている』
は、KENTAの本音の部分であると思います。
ノアで頂点を極め、WWEへ進みそこで成功出来なかった経験。
これ自体、選ばれたレスラーしか経験出来ないものです。
今までの全ての経験を、KENTAは新日本で活かそうと、
まさに本気で挑戦している最中であるかと思います。
今後のKENTAには期待しかありません。
今回はそんなKENTAのことを書いてみようと思います。
次なる標的は?
11.3大阪大会で石井智宏(#TOMO)とのNEVER選手権試合を制し、
チャンピオンの座を死守したKENTA。
ではその次の標的は誰になりそうなのか?
候補としては2人。
それは後藤洋央紀と柴田勝頼。
両者との間には、大きな因縁が生まれつつある展開を見せています。
まずは後藤洋央紀との因縁です。
11.3大阪大会のジェイ対後藤のIC戦に、KENTAが乱入し、結果的にそれが勝敗を左右し、ジェイが勝利しました。
(出典:新日本プロレス公式)
後藤洋央紀はバックステージでも『絶対許さない!』と言っていますので、
おそらくドームまでにNEVER選手権としてシングルが組まれるのではないでしょうか
石井智宏と同じケイオスに所属し、ファイトスタイルも石井と似ている後藤洋央紀。
KENTAは#HIROで、今度は攻めるのでしょうか?
ツイッター上の戦いも見逃せないところになりそうです。
(KENTAのツイッターはコチラ)
そしてもう一人は、柴田勝頼。
(出典:新日本プロレス公式)
柴田との間にも相当深い因縁が出来つつあります。
ご存知の通り、WWEを退団したKENTAを新日本に連れてきたのは柴田勝頼です。
そもそも二人は、ソウルメイト、親友という間柄であったはずです。
そして記憶にも新しいG1最終戦の衝撃の裏切り。欠場中である柴田を襲撃し、
KENTAはバレットクラブ入りを果たすわけです。
そして今回の展開につながっています。
G1時もそうでしたが、今回もKENTAは柴田に容赦なく攻撃を加えています。
これはいい意味で柴田が回復傾向にあるという事かもしれません。
欠場から約2年半が経過し、復帰は難しいとの情報をよく目にします。
しかし、学生時代からの盟友、後藤の敵討ち、
そして自らの敵を討つためにも、もしかすると限定復帰を行い、
KENTAと闘う事があるのでしょうか?
もし実現すれば、その場所は東京ドームしかないでしょう。
唯一無二のヒールとして
現在はバレットクラブに在籍し、ヒールとして活躍しているKENTA。
その姿はこれまでのステレオタイプのヒールではない、
独自のスタイルを築きつつあります。
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リング上では、ファンを煽り、神経を逆なでするような挑発を繰り返しています。
その部分は同じバレットクラブのリーダー、ジェイに似ている気がします。
ジェイとKENTAは、今同じバレットクラブに所属し、ユニットの2トップと言っていいでしょう。
二人を見ていると、どうしたらファンのヒートを買うのか、
またどうしたら多くのブーイングをもらえるのか? など
ヒールとしてどうすべきか?ということを共に高め合っている気がします。
(完全に想像です。)
そんな二人には、これからももっとヒール道を極めて欲しいと思ってます。
またKENTAの独自性たる所以は、バックステージなどのコメントにあります。
前シリーズから、一気に開花しいた感がありますが、
すでにコメントが楽しみになってきています。
またSNS戦略も巧みに使い、#TOMOというキラーワードを作りました。
だれもしたことのない角度から、石井智宏を挑発しファンの関心を生み出したことは
大きな功績であると思います。
これも今の新日本で生き残るために、KENTAが考え抜いたことの表れかと思います。
KENTAの今後のさらなる活躍を期待したいと思います。
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