エースの散り際
(出典:新日本プロレス公式)
G1は先週末にアメリカで始まりましたが、
現在は中休みになっています。
そこで今日は、棚橋選手について書いてみたいと思います。
(以下タナ)
タナは先日のダラス大会のメインで、オカダ選手に敗れ、
黒星スタートとなりました。
これまでのG1では、このカードは引き分けが続いていたのですが、
今年はさすがにそのストーリーは厳しかったようです。
昨年のG1は主演映画の公開も控えていたこともあり、
優勝を飾ったタナではありますが、
その後のドームでのIWGPヘビー獲得を頂点に
下降フェーズにある現在です。
皆様もご存知の通り、ここ数年は欠場、復帰を繰り返し
体調やリング上での動きも全盛期には程遠い状態です。
それでも会社サイドの思惑などもあり、何とか第一線に
踏みとどまっていますが、今年のG1を境にそれも
終わるのではないかと僕は考えております。
まず今年のG1は鈴木みのる選手を筆頭に、
ある程度の年齢(50歳前後?)の選手は出場しておらず、
出場選手の世代交代が、一気に進んだ印象があります。
それを契機におそらくリング上のストーリーにおいても
世代交代が進むような気がします。
つまりオカダ選手を頂点とし、その同世代の選手たちが
中心になっていくはずです。
ギリギリ内藤選手の年代の選手たちが、
上限になりそうです。
したがって世の常として、タナもその中心から外れることに
なるのではと思ってます。
しかし戦いの中心から外れることになっても、
ストーリーに関わることは可能です。
WWEにおけるGMやHHHのような経営層での登場など、
興行責任者としての関与は可能かと思います。
むしろそういう姿が見てみたいですね。
恐らく実際にも経営層にいずれ参画するでしょうから、
今後はその方面で盛り上げてくれればな~と思ってます。
話は戻りますが、G1は黒星発進となっています。
エースとして派手に散るなら、いっそ全敗でもいいかなと思ってます。
古くは長州選手が全敗で敗退したなど、そのような歴史もありますので、
その方が後世に語り継がれるのではないでしょうか。
タナが各選手に今出来る全てを出して、派手に散っていく。
試合に負けても、プロレスファンは、
そんなドラマに惹かれる部分を持っています。
まあ、これは僕の只の願望ではありますが。
最後に次のG1公式戦は、KENTA選手が相手です。
元WWEの外敵に対するは、新日本のエースでありアイコン。
相手はストライカーでもあるので、
派手に散るにはもってこいの相手です。
新日本を照らす太陽は、今後は自らを照らすのではなく、
相手を光らせるようになるのではないでしょうか。
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