(東スポWeb)
先日、就任半年の節目に会見を開き、今後の10の指針を発表した、
新日本プロレスの棚橋弘至社長。
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今回掲げた10の指針の中の一つに”反則、介入阻止”の項目があったのだが、
これはもちろん新日本プロレスのリング上で、これらの行為を繰り返す
HOUSE OF TORTURE(HOT)に向けてのものである。
またこの指針には同席した木谷オーナーも同調し、
今後HOTの試合をメインから外すことを示唆している。
まさにHOTにとってはピンチと言える状況だが、その中でこの男が反論を行った。
そうそれはもちろんHOTを率いる、”キングオブダークネス”EVILだ。
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同記事の中でEVILはさまざまな反論を行っているが、
一番のポイントはこの言葉かと思う。
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ファンの意見だと? 踊らされやがってバカも大概にしろ。偉大なるアントニオ猪木も言ってただろ。『客にこびるな』と。その教えに背く裏切り者どもの言葉に耳を貸す必要なんてねえんだ、よく覚えとけ
新日本プロレス創設者である、アントニオ猪木の言葉を出し、
ファンの声に踊らされるなと警鐘を鳴らしている。
たしかにファンの声というものは重要であり、反則や乱入は根本的には
いけない行為であるが、それが全てではないというのがプロレスという
ジャンルであるかと思う。
つまり言い換えるとプロレスというジャンルは、ファンのニーズがあれば、
反則と呼ばれる行為も是とされるものだ。
よって現在はHOTの行為を否定する声が多数派であるかと思うが、
それが今後逆転していけば、彼らのファイトスタイルも認められることになるはずだ。
その最もたる例が、LIJを立ち上げた頃の内藤哲也であるが、
その一番弟子とも言えるEVILは、
師匠と同じように最終的に民意を勝ち取ることができるだろうか。
そんなEVILは今週末6.9大阪城ホールで、AEWのジョン・モクスリーが持つ
IWGP世界ヘビー級王座に挑戦する。
個人的にはもしEVILが王座を新日本プロレス奪還したときのファンの反応が
興味深いが、はたしてどのような結果が待ち受けているだろうか。
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