記者会見の動画はこちら
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8.23 新日本プロレス事務所において、
史上初となる新日本プロレスとスターダムの合同興行
11.20『Historic X-ober』に関する記者会見が行われた。
その記者会見ではIWGP女子王座の設立、
そしてそのIWGP女子王座決定までのスケジュール、
また3つのミックスドマッチが発表された。
この合同興行はブシロードの15周年記念ということではあるが、
今回を契機に傘下の両団体の関係が新たな方向に
一歩進んだことは間違いないだろう。
つまりそれは今回の合同興行を起点とし、
今後いろいろな形でまさに今回の大会タイトルにもあるように
両団体がクロスオーバーしていくことになるということである。
その先にいったい何があるのかは誰にもわからないが、
国内における男女のプロレス界のトップ団体同士の融合は
業界全体にも大きな影響を与えることになるはずだ。
おそらく近い将来、お互いのビッグマッチに
それぞれの選手が登場することは当たり前になるのではないだろうか。
そんな未来を創るきっかけとなるであろう今回の合同興行だが、
先述したようにこの日は大きく分けて3つのことが発表された。
まず最初に取り上げるのはやはりIWGP女子王座の設立の正式決定だろう。
このIWGP女子王座はIWGP実行委員会が認定、管理するタイトルということである。
それはつまり私の認識に相違がなければ、
新日本プロレスが実質運営するタイトルということになるだろう。
それを裏付けるように王座決定戦トーナメントの初戦は
新日本プロレスの10.2ロンドン大会で開催される
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●一回戦:
10.2 新日本プロレス・ロンドン
10.22 STARDOM・後楽園ホール●準決勝:
10.23 STARDOM・アリーナ立川立飛大会●決勝戦:
11.20 新日本プロレス×STARDOM合同興行 有明アリーナ大会
またIWGP女子王座の初防衛戦は1.4東京ドーム大会で
行われることも併せて発表された。
次回のWK17は単独開催になったことを考えれば、当日の試合数には限りがあるが、
その貴重な1試合をこの女子王座に使うということは、
それだけこのタイトルに会社が大きな期待をしているということだろう。
また当日行われる対戦カードとして、ミックスドマッチ3試合も併せて発表された。
改めてそのカードを記載すると、
トム・ローラー&朱里
vs
ザック・セイバーJr&ジュリア
棚橋弘至&林下詩美
vs
後藤洋央紀&舞華
タイチ&金丸義信&中野たむ&なつぽい
vs
エル・デスペラード&DOUKI&スターライト・キッド&渡辺桃
という3試合である。
いずれも好勝負が期待されるカードがマッチメイクされたわけだが、
棚橋弘至のパートナー、そしてジュリアのパートナーを除けば、
おおむね順当な組み合わせといえるだろうか。
今回の会見から考えると残り試合は、IWGP女子王座決定戦の他は
新日本プロレスとスターダム、
それぞれから選抜された提供試合ということになりそうだ。
はたして両団体とも多数の人気選手を誇るだけに
いったい誰がどのような形で出場するのだろうか?
その続報を期待しつつ次の発表を心待ちにしておきたいと思う。