2.21東京ドーム武藤敬司引退試合大会で行われる、
現時点の新日本プロレス対ノアのヘビー級王者対決となる
オカダカズチカvs清宮海斗の一戦。
この試合は多くの皆さんがご存知の通り、
1.21に行われた新日本プロレスとノアとの対抗戦での戦いが契機となり
現状の展開に発展している。
念のためもう一度おさらいしておくと、
この対抗戦でタッグで激突した二人であったが、
オカダは清宮を無視するかのような態度をとり続けスカしていた。
それに怒った清宮がカットの際にオカダの顔面に蹴りを入れ、
その後オカダとの乱闘が収拾がつかず、試合はノーコンテストとなった。
そして試合後マイクを握った清宮がオカダにシングルでの決着戦を要求し、
翌日のノアの大会で二人のシングルが発表された。
ここまでがこの対決の一連の流れであるが、
オカダは一貫し清宮を相手にしない、つまり戦う意思がないことを表明し
試合をボイコットする趣旨の発言を行っている。
また2.11大阪大会でIWGP世界ヘビー級を控え、
新日本プロレスのシリーズ中であるオカダはここ最近この話題にいっさい触れていない。
これらのことを総合するとつまりオカダの意思自体は変わっていないということだろう。
そんなオカダに対しいら立ちを隠せないのは、
この戦いに前のめりである側の清宮海斗である。
下のツイッターや公式ouTubeのインタビューで、
現在の心境を語っているが、清宮の気持ちとしては
つべこべ言わず俺と試合をしろというところが本音の部分だろう。
👇
(ツイッター)
未だに返答がない...
— 清宮 海斗 (@noah_kiyomiya) 2023年2月7日
会社同士で決まった事なんだから、ボイコットとか言ってるけど、新日本プロレスとオカダの問題でしょ。
しっかりコミュニケーション取れよ!#noah_ghc #MutoFinal pic.twitter.com/KBJLcxNGcY
(YouTube)
そんな前のめりな清宮海斗であるが、
このままオカダが現在のような態度をとり続ければ、
試合実現のためにさらなる実力行使に出るのだろうか。
そしてもし本当に清宮が次なる行動に出るのならば、
その行動とはおそらく新日本プロレスの会場に姿を現し、
オカダの前に登場するということかと思う。
そしてその舞台は残りの時間やスケジュールを考えれば、
新日本プロレスの2.11大阪大会ということになるだろう。
この大阪大会でオカダはメインでIWGP世界ヘビー級のタイトルマッチが控えているが、
その戦いの勝敗にかかわらず、清宮が登場する可能性は大いにあるかと思う。
はたしてノアの未来を背負う若い王者は行動を起こすのか?
そしてそれを受け、プロレス界の絶対王者はどのような態度を見せるのか?
2.11大阪大会のメイン後はいったいどのような景色が生まれるだろう。