2.21東京ドームで行われたIWGP世界ヘビー級王者オカダカズチカと
GHCヘビー級王者清宮海斗の一戦。
結果は多くの皆さんがご存知のようにオカダが20分に満たない時間で勝利し、
現時点の差を見せつけた。
試合後のバックステージでオカダは以下のように語り、
ノアとの抗争の終結を宣言した。
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ーー清宮選手とまた交わる可能性は?
オカダ「ないです(キッパリ)。もうこれで決着ついたし。まあボクは本当にもうプロレスリング・ノアさんもお腹いっぱいなんで。ボクがやらないといけないことは新日本プロレス盛り上げなきゃいけないことだし。プロレスリング・ノアの為に戦う必要ってのは、所属選手じゃないんで。ボクが新日本プロレスをしっかりと盛り上げていかないといけないと思うし。
まあ、やりたいんだったら、ね。今日の結果でまたすぐやりたいなと思うこともないと思うし、ウン。またね、もう1回だって言えたら、その神経は凄いと思うし。逆にそんなんだったらね、認めてやりますよ、ハイ。ただもうね、ハイ。ない。ボクの中ではやっぱ新日本プロレスを盛り上げていきたいなと思います。あと大丈夫ですか? ありがとうございました」
そしてオカダカズチカは東スポインタビューで、今後の方向性をこのように語っている。
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うちにも若いのがこれからどんどん来てますし、そっちとの(戦いの)方が今は重要なのかなと。1年前と状況は違うので、僕からもう誘うことはないのかなと。普通に考えて、他団体と戦うメリットはないですし。一番の団体だからこそ、一番の選手と戦わないといけない
人の終わりを見て、いつか僕もそういう時が来るんだなと思いましたし。僕自身も天龍(源一郎)さんと引退試合して、内藤さんが(武藤と)やって。またいろいろな人の思いを背負いながら戦っていくっていうのはあると思うので。これから内藤さんが上にドンと来ると思うので、いろいろなものを背負った者同士、切磋琢磨していきたいなと思いますね
これを見る限りオカダは今後は若い選手の台頭を期待しているとともに
この日武藤敬司の引退試合の相手を務めた内藤哲也の挑戦を期待しているようだ。
オカダカズチカvs内藤哲也。
言わずと知れた新日本プロレスの黄金カードであるが、
昨年行われたタイトルマッチではオカダが全勝している。
しかし昨年とは違いオカダは清宮との抗争を行い、
そして内藤哲也は武藤敬司の引退相手を務め、
両者ともさらにステージが上がったと言っていいだろう。
そうなると次回の二人の対戦の実現がいつになるのかが気になるところだが、
早ければそれは4月の両国で実現する可能性がある。
その条件としては内藤哲也が間もなく始まるNJC2023に優勝する必要があるが、
今回あの武藤敬司の引退試合を務めより経験値が上がった内藤哲也なら、
その可能性は大いにあると言えるだろう。
はたして名実ともに新日本プロレスをけん引する二人の次の対決は
いったい、いつどこで実現するのだろうか。
次に二人が向かい合う姿を想像するだけで期待感が高まるのは、
きっと私だけではないだろう。