今週末に行われる2.11大阪大会。
今大会は先日、公式サイトより全席完売という発表があった。
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コロナ禍の折、ここ数年動員に苦労していた新日本プロレス。
対抗戦などのイベントではなく、通常のビッグマッチで完売となるのは
久々ではないかと思う。
これにはやはり声出し応援が解禁されたことが大きいかと思うが、
先日の札幌大会2連戦を見ても、声援の有無は大会の盛り上がりを
左右することは事実である。
この大阪大会もシリーズ集大成として、
多くのタイトルマッチなども組まれているだけに、
寒さを吹き飛ばすほどの熱い声援が期待されるところだ。
そんな大阪大会であるが対戦カードは以下のようになっている。
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カードを見てみると札幌大会初日でメインを務め、
ハポンの大合唱で観客を沸かせた内藤哲也や翌日のメインでYOHを破り、
王座を防衛したヒロムが第2試合に組まれるほどのラインナップとなっている。
第3試合、第4試合はそれぞれワトと石森、
そしてKENTAと棚橋の遺恨決着戦となっている。
この戦いが終わった先には何かがあると思うが、
はたしてどのような展開が待っているだろうか。
そして次の第5試合には急遽NEVER無差別6人タッグのタイトルマッチとなった
HOTとみのる、デスぺ、成田蓮による戦いが行われる。
先日の札幌大会の試合後、正式に鈴木みのる、デスペラードと組んでいくことを
表明した成田蓮にとっては、この試合が初の試合となり、
今後に向けて負けられない試合となるだろう。
また別の戦いとしては同期である海野翔太が、
札幌大会というビッグマッチでメインを務めたほどの扱いを受けているだけに、
その海野との出世争いという側面もある。
はたして成田蓮は鈴木みのると組むことで新たな姿を見せることができるのだろうか。
そしてここからはより注目の試合が続いていくが、
第6試合はジェイ・ホワイトvsヒクレオのルーザーリーブ・ジャパンマッチが行われる。
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タイトルマッチでないこの戦いに煽りVTRが作られるということは
それほどこのカードに意味があると会社が見ているからだろう。
個人的にはきちんとした形で決着しないのではとも考えているが、
はたしてこのハイリスクノーリターンの一戦はどのような結末を迎えるのか?
注目という部分でこの後に行われるタイトルマッチを超えるものがあるのではないだろうか。
そしてセミとメインにはそれぞれネNEVER無差別級選手権と
IWGP世界ヘビー級選手権がラインナップされた。
今シリーズここまでのタイトルマッチは王者の防衛が続いているが、
個人的にはここも王者の防衛が濃厚ではないかと思う。
ヘビー級に関してはこの後NJCへと進んでいくだけに、
ここ先の展開はその結果次第ということになりそうだが、
はたして春のビッグマッチに向け、どのような選手が台頭してくるのかに
注目しておきたいと思う。
このような注目カードが目白押しの冬の大阪大会。
そんな大阪大会は2月11日(土)17時スタートだ。