史上最多48名参加により行われた今年のNJC2022。
その激戦を制し今回頂点に立ったのはザック・セイバーJrである。
そんなザックのインタビューが先日公式サイトにアップされた。
一部は無料で読むことができるので是非ご覧いただければと思う。
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そのインタビューの中でザックが興味深いワードを出した。
それは今の新日本プロレスはオカダvs全員という構図になっているというものだ。
これを私なりに解釈すると、今の新日本プロレスは
オカダという存在があまりにも大きく、
誰がオカダを倒すのかという部分が焦点になっているということかと思う。
ザックとしてはこの構図は歪であるとし、次のタイトルマッチで勝利することで
その構図を崩したいと考えているということだ。
たしかに前回の王者時代も同様だが、
オカダが王者になるとこのような構図になりやすいことは確かだ。
それはつまり他の王者に比べ圧倒的にその王者の期間が長いということである。
個人的には1強という構図はわかりやすい反面、
どうしてもマンネリに陥りやすい側面があるかと思っている。
よって適度に王者が変わっていくほうが団体の運営としては
スムーズになるのではないかと思う。
おそらくザックとしてもオカダだけが王者になるのではなく、
多くのレスラーにそのチャンスがあるべきだと言いたいのだろう。
でははたしてザックはその宣言通りオカダを倒し、
IWGP世界ヘビー級王座を初戴冠することができるだろうか。
可能性は正直わからないが、4年前同じ両国でオカダに挑戦した時よりは
格段にタイトル奪還のチャンスは上がっているはずだ。
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SAKURA GENESIS 2018 – 東京・両国国技館 – IWGPヘビー級選手権試合 | 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)
元々のサブミッションスキルにパワーアップした今のザックであれば!
と期待するファンも数多くいるかと思う。
しかし相手はあのオカダカズチカだ。
圧倒的なフィジカルと圧倒的なスタミナ。
超人と呼ばれるこの男を倒すのは当たり前であるが簡単ではない。
やはりオカダを倒すとすればザックの持つサブミッションということになるだろう。
おそらくオカダはレインメーカー以降、ほぼタップアウトで負けたことはないはずだ。
それだけに今回ザックがオカダからタップを取れば、
その価値はかなり高いと言えるだろう。
そしてザックの言うオカダvs全員という構図を崩すこともできるはずだ。
はたしてザックは自身の実力をもって新日本を変えることができるのか?
4.9両国国技館大会で行われるこの一戦は見逃し厳禁の戦いとなるだろう。