昨年の凱旋帰国後、常に話題を振りまいているLIJの辻陽太。
そんな辻陽太は先日2.5後楽園ホール大会で行われた勝ち抜き戦の大将で登場し、
因縁の相手である上村優也を倒し、チームに勝利をもたらした。
そしてその際のマイクで辻陽太は自らの想いを口にしたが、
そこには彼の危機感や野望があった。
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このまま無意味な闘いを続けてても何も生まれない。だから、次の札幌は完全決着といこう。オイ、俺は次のお前とのシングルマッチで、この髪を賭けてやる。敗者髪切りマッチだよ。
オイ、後楽園! そしてワールドで中継を見ている新日本プロレスファンのみんな! このままじゃいけない。新日本プロレスはこのままじゃいけない。俺はそう思ってんだ。俺はこのリングでやりたいことがたくさんある。
ただ、それを実行するには内藤さん、(※内藤の方を向いて)アンタの持っているそのベルトが必要だ。すぐにとは言わない。まずは上村を倒して、正攻法で結果を残して、アンタの目の前に挑戦者として立ってやる。その時まで、ちゃんと防衛しといてくれよな。
俺がこのリングに帰ってきてから、時代は俺のものだ。新日本プロレスが上がるも下がるも、全ては俺次第だ。あえてこの言葉を自分自身に投げかけたい。覚悟はいいか! 新日本プロレスの頂点を俺が獲ってやるよ
このマイクでは札幌大会でも対戦する上村優也に髪切マッチを提案し、
そして上村優也もそれを受諾したことで、正式にカベジェラ戦が決定した。
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【2月24日(土)北海きたえーる大会のカード変更】辻陽太vs上村優也のシングルマッチは“敗者髪切りマッチ”に正式決定!! | 新日本プロレスリング
これでまた一つ辻陽太は話題を提供したわけだが、
上のコメントを見ても分かる通り、ユニットの仲間に対しても強烈な言葉を投げかけた。
それは現IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也に対する挑戦表明とも言える発言だ。
正攻法で結果を残して内藤哲也の前に挑戦者として立つ。
これが直近で叶うとすれば、それはNJCで優勝するということになるだろう。
今の辻陽太ならその可能性も大いにあるかと思うが、
はたして怪物と呼ばれる男はカリスマの前にたどり着くことができるだろうか。
新日本プロレスが上がるも下がるも俺次第と言い切る覚悟を持つこの男には
期待しか感じないが、そう感じているのはきっと私だけではないだろう。
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