現在開催中の新日本プロレスタッグの祭典、ワールドタッグリーグ(以下WTL)
そこでは連日熱戦が繰り広げられているが、新世代を代表する選手たちも多数出場している。
具体的に名前を言えば、Aブロックの海野翔太、成田蓮組、
そしてNOAHと新日本プロレスの越境タッグである清宮海斗と大岩陵平。
またBブロックではタイチとともに出場している上村優也、
そしてサンドカン・ジュニアとのコンビで出場している辻陽太たちだ、
彼らはほぼ大岩陵平を除けば同世代であり、新日本プロレス、NOAHの未来を
象徴する存在であると言われている。
しかし直近のビッグマッチである1.4東京ドームWK18でのカードは
まだ誰も決まっていない状況だ。
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現在決まっているカードを見ると、ほぼ主要カードは決定しているだけに、
彼らが今後ドームの本線に出場するには、このタッグで結果を出し
タイトルマッチに臨むのが現実的と言えるだろう。
現在の成績は全員がまだ優勝を目指せる位置にいるが、
やはり最も有力なコンビは新世代同士のタッグである、
海野翔太と成田蓮のチームだろうか。
ここまで新世代のトップを牽引してきた存在である海野翔太が
WK18に出場するには戦術の通り、ここで結果を出しタッグタイトルに臨むしかない。
またそこで一気にタイトルを戴冠できれば、
彼が言うパラダイムシフトがここから始まることになるだろう。
そんな意味でも注目されるコンビであるが、多くのファンの期待通り
このWTLを制覇することができるだろうか。
そして次は衝撃の凱旋帰国からすでに2度シングル王座に挑戦している辻陽太に
注目しているが、今回のパートナーはLIJのメンバーではなく、
自身がメキシコ修行中に見つけたサンドカン・ジュニアである。
サンドカン・ジュニアは優勝すればLIJ入りという約束で現在WTLを戦っているが、
チームとしての立ち位置は現実的にはダークホースというところだろうか。
よって辻陽太としてはドーム出場に向けて、
このWTL以外の仕掛けをする必要があるかもしれない。
ここまで多くのサプライズを見せてきた辻陽太だが、
次はどんな衝撃を我々に見せてくれるだろうか。
そして最後はNOAHから参戦中の清宮海斗に触れておきたいと思う。
彼は現在新日本プロレスから武者修行中の大岩陵平とのコンビでWTLに出場しているが、
新年に向けてこのようなプランを考えているようだ。
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このインタビューで答えた清宮海斗の野望とは新春の両団体のビッグマッチで
タッグタイトルを両獲りしタッグ二冠王者になるというものだ。
具体的には1.2有明アリーナ大会でGHCタッグ、
そして1.4東京ドームでIWGPタッグに挑戦しタイトルを狙うというものだ。
すでにNOAHではタッグタイトルに挑戦した実績があるが、
1.4東京ドームでIWGPタッグに挑戦するには今回のWTLで優勝するしかないが、
はたしてNOAHの未来と呼ばれる男はこの野望を実現することができるだろうか。
このように例年とは違い、多数の新世代選手の思いが渦巻くタッグリーグだが、
それは新日本プロレスにとっても新たな景色と言えるだろう。
このWTLが終わったとき、自身の野望を掴んでいるのは誰になるのか?
引き続き注目しておきたいと思う。