現在開催中の新日本プロレスタッグの祭典、ワールドタッグリーグ(以下WTL)
連日各地で熱戦が繰り広げられているが、今回の記事ではここまでのWTLについて
振り返ってみたいと思う。
まず12.1時点の両ブロックの星取表であるがこのような様相となっている。
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最初に今回のWTLのレギュレーションであるが各ブロック2位までが通過し、
12.8鹿児島大会で準決勝を行う。
そしてその準決勝の勝者が12.10熊本大会の優勝決定戦に進む事ができる。
つまり出場チームはまずブロックの2位までを目指すこととなる。
それを踏まえた上でAブロックの現状をみてみると、
5戦を終えて3敗以上を喫している4チームはかなり苦しい状況と言えそうだ。
そう考えると現在8点のTMDK(マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト)、
そして6点の海野、成田組、CHAOS組、BULLET CLUB WDの中から、
ブロック勝ち抜けが決まる可能性が高いだろう。
残りの組み合わせを見てみると、CHAOS石井、矢野組は当該チームとの対戦がないが、
他のチームに関しては直接対決が残されている。
そう考えると一見CHAOSが有利なように思うが、他のチームに敗れれば
取り返す機会がないだけに残り試合連勝が必須となりそうだ。
はたして混戦のAブロックからはどのチームがブロックを勝ち抜け、
鹿児島大会の準決勝にコマを進めることができるだろうか。
そして次はBブロックについて進めていきたいと思うが、
こちらは上位と下位の勝敗の差が少し開いている状況である。
ここまでBブロックは4戦を終えているが、注目のコンビの一つであった
鈴木みのる、永田裕志組が全敗という結果に終わっている。
よって同チームのブロック勝ち抜けは厳しい状況である。
またすでに3敗のBCRAのファレ・ボンザ組も厳しいことは間違いないだろう。
そしてこれは意外であるが現IWGPタッグ王者の毘沙門がすでに2敗1分けと
5点を失っているだけに、3連覇どころかブロック通過も怪しい状況である。
一方トップ戦線を見てみると、ランス&ゼインのモンスターソースが4連勝と
首位を快走している。
そしてそれを追うのが1敗のJ5G、1敗1分けのCMLLコンビという状況である。
現状はこの3チームが優勢だが、まだ2敗のLIJの辻陽太、サンドカン・ジュニア組、
現ストロングタッグ王者のELP・ヒクレオ組にもチャンスがありそうだ。
このように両ブロックとも上位の混戦が続いているWTL。
この激戦を制し、来たる1.4東京ドームに優勝チームとして、
タイトルマッチに臨むことができるのは、どのチームになるのか?
引き続き注目し追いかけていきたいと思う。