新日本プロレス史上初めて同時に開催される
ワールドタッグリーグ(以下WTL)と
ベストオブスーパージュニア(以下BOSJ)。
先日の記事でBOSJのことを書いてみたので、
当記事ではもう一つのWTLについて書いてみたいと思う。
(BOSJの記事はこちら)
↓
それではさっそくWTLに出場する選手(チーム)を予想していこう。
今回のWTLにノミネートされるチームは先に発表されたBOSJを見ると、
おそらく10チームで間違いないだろう。
そして対戦方法もBOSJと同様に1リーグでの総当たりかと思われる。
すなわち16チームで行われた昨年と比べると
コンパクトな体制で行われることになりそうだ。
また今回もおそらくドームの主要カードが決定している
選手は外れることになるかと思われるので、
その前提で進めていきたいと思う。
では今年の出場チームを予想するにあたり、
参考として昨年ノミネートされたチームを
まず見てみたいと思う。
以下、2019WTL出場チーム
↓
・棚橋弘至&トーア・ヘナーレ
・真壁刀義&本間朋晃
・天山広吉&小島聡
・永田裕志&中西学
・ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー
・後藤洋央紀&カール・フレドリックス
・石井智宏&YOSHI-HASHI
・矢野通&コルト・カバナ
・ジェフ・コブ&マイキー・ニコルス
・EVIL&SANADA
・鷹木信悟&テリブレ
・鈴木みのる&ランス・アーチャー
・ザック・セイバーJr.&タイチ
・タマ・トンガ&タンガ・ロア
・KENTA&高橋裕二郎
・バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ
たった1年前の大会であるが、多くのメンバーの
入れ替わりが起こっていることがここから読み取れる。
もちろんコロナ禍という影響もあるだろうが、
新日本プロレスに出場し続けることはそれだけ
ハードルが高いという証拠であろう。
まず確定的なのは、現タッグチャンピオンチームである
タイチ・ザックのデンジャラス・テッカーズであろう。
先日のタイトル防衛後出場を宣言していたこともあり
このチームの出場は間違いないところだ。
そして次に挙がるのはそのタイトルマッチで挑戦を果たした、
後藤洋央紀とYOSHI-HASHIの二人だろうか。
こちらも引き続きタッグ継続と出場を宣言しているので
確定的であると言えるだろう。
ではここからは現時点ですでに
日本国内で戦っている選手から考えてみようと思う。
まずは全メンバーが日本にいるLIJから考えると、
やはりSANADAと鷹木信悟ということになるだろうか。
鷹木信悟はNEVER王者となる可能性はあるが、
昨年のNEVER王者であったKENTAも出場したので
こちらもほぼ確定的かと思う。
(内藤哲也はおそらく2冠王者でドームを迎えるため除外した)
次にBCから考えるとすればKENTAが濃厚であるかと思う。
KENTAは執筆時点ではUS王座の権利証保持者であるが、
出場には問題はないかと思われる。
もしそうなればパートナーはやはり
昨年もタッグを組んだ裕二郎が濃厚だろうか。
(裕二郎はEVILとも組んでいるので、そのあたりは微妙ではあるが)
ここまで書いてきたことをいったんまとめると、
出場チームは
鈴木軍=タイチ・ザック
CHAOS=後藤・ヨシハシ
LIJ=SANADA・鷹木
BC=KENTA・裕二郎
まだ本隊からのノミネートがないのでそこから考えると
天山、小島のテンコジか、もしくは
棚橋と若手(辻・上村・ゲイブ)のタッグが予想される。
ユニットのバランスを考え
両方ノミネートとなる可能性も高いので
ここまでで6組が決定することになる。
まだまだ出場してほしい選手はたくさんいるが、
この予想通りで行くともう枠は4つしか残されていない。
私が思う優先順位が高い順からいうと、
次はやはりTHE EMPIREのオスプレイ・オーカーンではないだろうか。
オスプレイはドームのカードが決まり、
このWTLには出場しない可能性も高いが、
ユニットを立ち上げたばかりであるということを考えると
WTLに出場しないということはないだろう。
もしオスプレイが上述したように出場しない場合は、
ここで新メンバーが投入されると予想しておこう。
ここまでで7枠が決定し残り3枠となった。
コロナ禍により出場は未確定だが、もし来日可能となれば、
外国人勢からはやはりこの2チームを挙げたい。
それは昨年の優勝チームである、ジュース&フィンレー。
そして新日本のタッグと言えば、真っ先に名前の挙がる
タマ・トンガ、タンガ・ロアのGODだ。
昨年の優勝チームと新日本のタッグの代名詞と言える
この2チームにはぜひ出場してほしいところである。
そして最後はサプライズ枠としてこのチームを上げたい。
それはカール・アンダーソンとドク・ギャローズの二人である。
現在はアメリカの団体であるインパクトレスリングと
契約しているようだが、新日本プロレスには
参戦可能と言われている。
もしこれが事実であり、今回のWTLへの出場が叶えば、
大きな話題を呼ぶことになるだろう。
さらに今後継続参戦ということになれば、以降のタッグ戦線にも
好影響を与え活性化することは間違いない。
本人たちも新日本プロレスへの帰還を
望んでいることかと思うので、ぜひ参戦が叶えばと思う。
ここまでかなり駆け足となったが、
私なりの予想での10チームが揃ったので
最後にまとめておこうと思う。
(以下、私的WTLノミネートチーム)
↓
最終予想
鈴木軍=タイチ・ザック
CHAOS=後藤・ヨシハシ
LIJ=SANADA・鷹木
BC=KENTA・裕二郎、GOD
本隊=テンコジ・棚橋・X(YL勢)、フィンジュース
EMPIRE=オーカーン・オスプレイorX
サプライズ=アンダーソン・ギャローズ
今後発表される実際のノミネートチームとは
多少の違いはあると思うが、
なかなかいい感じになったのではないだろうか。
例年メンバー発表時に物議を醸すことが多いWTLだが、
始まってみればそのような声に負けることなく
出場選手はプライドを持ち熱い戦いが繰り広げられる。
まして今回はBOSJと同時に開催されるわけなので、
試合とは別にそのBOSJとも戦うことになるだろう。
それが相乗効果を生み、両大会とも熱いモノを
見せてくれることを期待し、開催を待ちたいと思う。