12.7岡山大会で行われたWTL2021リーグ戦の第9戦。
全11戦からなるリーグ戦も残り2戦となり、決定戦進出争いも佳境を迎えている。
現状を整理するとリーグ戦9戦終了時点で4チームが首位を並走しており、
そして勝ち点2点差でさらに2チームが、それを追いかけている状態である。
実質決定戦進出争いはこの6チームに絞られたといっていいだろう。
ではあらためて首位に立つ4チームの残り試合を
見るとこのような組み合わせとなっている。
後藤・ヨシハシ組=UE、テッカーズ
LIJ=永田組、Hot
テッカーズ=GBH、CHAOS
UE=CHAOS、GoD
順を追ってみてみると次戦でCHAOS組とUE組が直接対決を行うので、
ここで1チームが脱落することになる。
他の2チームが勝利し、仮にUE組が勝利することになれば
最終戦前時点で首位チームはLIJ、テッカーズ、UEに絞られる。
そして迎える最終戦。
この3チームによる直接対決はないので、全チームが勝てば勝ち点18で並ぶが、
LIJ組は他の2チームに直接対決で敗れているので、リーグ戦敗退が決まる。
つまりLIJ組が決定戦進出を果たすには、
自身が連勝し、かつ他のチームの取りこぼしが必要となる。
私自身LIJが有利かと考えていたが、改めて見てみると
最も追い込まれているのはLIJであった。
はたして内藤哲也はファンとの約束通り両国のメインに立つことはできるだろうか。
では他の2チームに関してはどのような条件であれば、
決定戦に進出できるかを見てみよう。
まず現王者であるデンジャラス・テッカーズは
上述したように残り2戦を連勝すれば大丈夫である。
しかし他のチームが連勝し、テッカーズが取りこぼすとその時点で敗退は決定する。
またLIJだけが連勝し、UEと同点で並んでも直接対決の結果で、こちらも敗退が決定する。
つまりテッカーズとしてもまだまだ予断は許さない状況であるということだ。
そう考えると現時点で最も有利なのはオーカーン・ヘナーレのUE組かもしれない。
次戦のCHAOS組に勝利さえすれば、おそらく首位に並走するであろう2チームからは
直接勝利しているため、かなり有利な立場である。
現状日本にはこの二人しかいないUEであるが、
初出場で決定戦進出という偉業を達成することができれば、
ユニットとしても大きな勲章となるだろう。
ではここまでの結果と予想踏まえ、決定戦進出の2チームを予想するとすれば、
それは以下の2チームではないだろうか。
内藤哲也&SANADAvsグレート・オーカーン&アーロンヘナーレ
そして優勝は前評判通りLIJが勝ち取るのではないかと考えている。
はたして私が考える通りに展開は進むのか?
もしくはここからまだ一波乱あるのか?
最終盤を迎えたWTLに引き続き注目していきたいと思う。