昨日行なわれたNOAHの横浜武道館大会。
そのセミファイナルの試合後に衝撃的なサプライズが発生した。
それは今年新日本プロレスを退団し、現在はAEW所属である飯伏幸太が、
サプライズで登場したのだ。
👇
/
— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) 2023年12月2日
🎤飯伏幸太が方舟リングに登場‼️
まさかの丸藤正道と向かい合う‼️‼️‼️
\
飯伏幸太「丸藤さん、1月2日、その日は空けておきます」
丸藤正道「飯伏、有明のリングで待ってるよ」#noah_ghc #NOAHTHEBEST #AEW pic.twitter.com/Lal1SStFoh
そしてリングに上がった飯伏幸太に呼応するように、
NOAHの象徴である丸藤正道がリングに上がったのだ。
その後二人はマイクで気持ちを確かめ合い、
一気に1.2有明アリーナ大会での対決が決まった。
👇
その後公式から発表があり、この13年ぶりに運命が交差した夢の対決は
1.2有明アリーナというビッグマッチのメインイベントに決定した。
いわばこの一戦は、今年念頭のグレート・ムタvs中邑真輔戦と同様の位置づけだが、
両者のここまでの実績やネームバリューを考えれば、それに匹敵する一戦と言って
間違いないだろう。
さて今回の二人の一戦の実現のきっかけとなったのは、
おそらく約2ヶ月ほど前のこのXがその発端かと思う。
👇
この時に首をロープに打ちつけて右腕の肩から下の力が全く入らなくなり使い物にならなくなった。
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2023年10月16日
その後も右腕が動かなくて最後の技も危ない落とし方をしてしまった‥プロとして相手に対して申し訳なく、これは本当に心残り。
もう一度試合をしてみたい相手だよね。
はるか彼方にいるかもしれないが‥ https://t.co/P2MbrOJGNT pic.twitter.com/luJ93Vadfd
これは以前に行なわれたケニー・オメガとの試合に対してのポストだったが、
これに反応したのがほかならぬ飯伏幸太であった。
👇
では本来やるはずであった自分とはできませんか?あの時の責任も兼ねて。あの時とは形が違うかもしれないけど、自分がやり残した事の1つにvs丸藤さんがあります。
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2023年10月17日
(当時のまとめ記事はこちら)
👇
おそらくこのような経緯から、両者の対決の実現に向け動き出したかと思うが、
両者のコンディションを考えれば、ともに万全とは言える状態ではないだろう。
よってこれ以上遅くなれば実現自体が難しくなるかもしれないだけに、
今行うことは必然ということかもしれない。
はたして二人の対決の先には何かが生まれるのだろうか。
そしてこのメインイベント決定により、既報されていた拳王vs征矢学の
GHCヘビー級選手権は実質セミファイナルという扱いになるだろう。
これは今年も同じ展開ではあったが、
はたしてNOAHの選手たちはこれをどう受け止めるのだろうか?
このあたりのことは丸藤の発言を見れば、
彼自身がGHCを軽視していないことは伝わる。
👇
長文。
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2023年12月2日
1.2有明アリーナ、vs飯伏選手。
「メインイベント」
言いたい事がある人も沢山いるでしょう。
GHCをもちろん軽視してるわけじゃない。
タイトルマッチをやる2人が作り上げてきた時間と戦いは素晴らしい。
しかしこの位置づけになったからにはやらせてもらいます。… https://t.co/bFS2Iv6MPv
また当事者である拳王は今後さまざまな場所で言葉を発信するはずだが、
問題はその他の選手が動かねば、ビッグマッチの度に団体外のビッグネームに
頼るという展開が続くかもしれない。
このような波紋も投げかけた今回の飯伏幸太参戦という劇薬は、
NOAHにどのような刺激を与えるのか?
引き続き注目しておきたいと思う。