1.4東京ドームでのタイトルマッチが決定している
第7代IWGP世界ヘビー級王者のSANADAとḠ1CLIMAX33覇者内藤哲也。
この二人は今後前哨戦を重ねていくわけだが、その第1弾が先日開催された
RoyalQuest3ロンドン大会で行われた。
その戦いは内藤哲也がSANADAのパートナーDOUKIから勝利したが、
その後BUSHIがSANADAに毒霧を噴射するなど制御不能ぶりを見せつけた。
まだ戦いは始まったばかりなので優劣はつけ難いが、
まずは内藤哲也が一歩リードというところだろう。
そしてそんな内藤哲也は試合後このようなコメントを残している。
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SANADAとの!2024年1月4日東京ドーム大会の前哨戦、第一弾。ま、快勝だね? ……ここイギリスのリング、そりゃあ慣れないリングだよ。そして、お客様の反応にちょっと戸惑っていたのかな? たださあ、それじゃあ新日本プロレスのチャンピオンとして、いかがなものかねえ? ちょっと疑問に思ってしまうよ。次戦は! 21日土曜日、 埼玉・熊谷市立市民体育館。SANADAはいるのかな? よく知らないけどさ。チャンピオンとしての存・在・感を見せつけてくれよ。じゃなきゃ、東京ドームで倒す意味がなくなっちまうぜ、カブロン!
この内容を見るかぎり内藤哲也は久々の登場となるイギリスのファンの反応などに
戸惑っていたSANADAに対し、それは王者としていかがなものか、
と苦言を呈しているように思われる。
つまり内藤哲也からすれば、どのような条件であろうが、
新日本プロレスの王者であれば、それに見合う振る舞いを見せないといけない、
と言いたいのだろう。
それを内藤哲也は存在感という言葉で表現しているが、
これはもしかすると多くのファンもそう思っているのかもしれない。
振り返ると10.9両国で行われたEVILとのタイトルマッチも
前哨戦は大いに盛り上がった記憶が、それを先導してたのはEVILの方だろう。
展開的にはそれにSANADAがついていっているというように見受けられたが、
今回の内藤哲也とのタイトルマッチもそのような流れになるのかもしれない。
つまり前哨戦などの試合以外の部分に関してはSANADAは基本的に受け身の王者である
といっていいだろう。
しかし現在のプロレスラー、そしてさらに業界のトップである新日本プロレスの
王者であれば、、自ら発信する、話題を振りまく努力が必要かと思う。
それを内藤哲也は存在感という言葉で促していると思うが、
はたしてSANADAはどのような動きを見せてくれるだろうか?
今後の王者の動きも含め、引き続き注目しておきたいと思う。